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陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)による東日本大震災の緊急観測結果(13)

2011年3月11日14時46分頃、東北地方の太平洋沖で国内観測史上最大となるマグニチュード9.0と推定される地震が起こりました。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、2011年3月12日、3月14日、3月16日、3月17日に引き続き3月19日10時16分頃(日本時間)に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載の高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)*1により、現地の緊急観測を実施しました。本日の観測は、雲が少なく岩手県から千葉県の沿岸付近を確認することができました。

図1は今回観測した画像全体の様子を示したもので、アブニール・ツーのバンド3, 2, 1を合成したトゥルーカラー合成画像で表示しており人の目で見た色に近くなっています。明るい白色は雪や雲です。
図1: 今回観測した画像全体
図1: 今回観測した画像全体
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観測日時: 2011年3月19日10時16分頃(日本時間)

センサ: AVNIR-2(アブニール・ツー)

ポインティング角: 16°

図2: 岩手県久慈市付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図2: 岩手県久慈市付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年3月10日)

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図3: 岩手県野田村付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図3: 岩手県野田村付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年3月10日)

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図4: 岩手県田野畑村付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図4: 岩手県田野畑村付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図5: 岩手県岩泉町小本付近の様子(約3km×3kmのエリア)
図5: 岩手県岩泉町小本付近の様子(約3km×3kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年3月10日)

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図2-図5は地震後の2011年3月14日と3月17日に被災状況を確認した岩手県の久慈市付近、野田村付近、田野畑村付近、岩泉町小本付近について、3月19日の状況を追加した画像です。アブニール・ツーのバンド4, 3, 2を合成したフォールスカラー画像で表示しており、植生(赤色)、雲・雪(白色)、水域(濃色)が明瞭に区別できるため、地表面の様子をとらえることができます。冠水している部分が徐々に減少しつつあることが確認できました。
図4: 岩手県田野畑村付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図6: 岩手県宮古市北東部の様子(約3km×3kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、右図:地震前(2011年3月10日)

図6は地震後の2011年3月19日と地震前の2011年3月10日に観測された画像から、岩手県宮古市の北東部を拡大したものです。黄枠は冠水したと思われる集落ですが、上の黄枠では防波堤が無くなっているのが分かります。
図7: 岩手県宮古市田老地区の冠水の様子(約3km×3kmのエリア)
図7: 岩手県宮古市田老地区の冠水の様子(約3km×3kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、右図:地震前(2011年3月10日)

図7は地震後の2011年3月19日と地震前の2011年3月10日に観測された画像から、岩手県宮古市田老地区を拡大したものです。これまで田老地区については雲の影響で見ることが出来なかったため、津波後初のアブニール・ツー観測画像となります。黄枠内に田老堤と呼ばれている高さ10mの防潮堤が見えますが、報道にあるとおり津波が田老堤を越えて内陸側の建物を倒壊させた様子が分かります。
図8: 岩手県宮古市付近の冠水の様子(約10km×10kmのエリア)
図8: 岩手県宮古市付近の冠水の様子(約10km×10kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図8は地震後の2011年3月19日と2011年3月14日、地震前の2011年2月27日に観測された画像から、岩手県宮古市付近を拡大したものです。黄枠は3月14日の観測では雲の影響で見えなかった地域ですが、今回の観測で冠水していることが確認できました。また、上の黄枠内の防波堤が損壊していることも確認できます。
図9: 岩手県山田町付近の冠水の様子(約10km×10kmのエリア)
図9: 岩手県山田町付近の冠水の様子(約10km×10kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図9は地震後の2011年3月19日と2011年3月14日、地震前の2011年2月27日に観測された画像から、新たに岩手県山田町付近を拡大したものです。海岸沿いの建物が倒壊している様子が分かります。また、漂流物が湾内に留まったままであることが確認できました。また、地震前に湾内にあった養殖場も流れてなくなっているのが分かります。
図10: 岩手県大槌町の様子(約12km×12kmのエリア)
図10: 岩手県大槌町の様子(約12km×12kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図10は地震後の2011年3月14日に被災状況を確認した岩手県大槌町付近について、3月19日の状況を追加した画像です。冠水している部分が徐々に減少しつつあることが確認できました。
図11: 岩手県釜石市中心部付近の様子(約6km×6kmのエリア)
図11: 岩手県釜石市中心部付近の様子(約6km×6kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図12: 岩手県釜石市唐丹付近の様子(約3km×3kmのエリア)
図12: 岩手県釜石市唐丹付近の様子(約3km×3kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図11、図12は地震後の2011年3月14日に被災状況を確認した岩手県釜石市中心部付近と唐丹付近について、3月19日の状況を追加した画像です。冠水している部分が徐々に減少しつつあることが確認できました。
図13: 岩手県大船渡市吉浜付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図13: 岩手県大船渡市吉浜付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図14: 岩手県大船渡市崎浜付近の様子(約3km×3kmのエリア)
図14: 岩手県大船渡市崎浜付近の様子(約3km×3kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図15: 岩手県大船渡市舘崎付近の様子(約3km×3kmのエリア)
図15: 岩手県大船渡市舘崎付近の様子(約3km×3kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図16: 岩手県大船渡市綾里付近の様子(約3km×3kmのエリア)
図16: 岩手県大船渡市綾里付近の様子(約3km×3kmのエリア) 左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)
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図17: 岩手県大船渡市中心部付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図17: 岩手県大船渡市中心部付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図13-図17は地震後の2011年3月14日に被災状況を確認した岩手県大船渡市の各地区について、3月19日の状況を追加した画像です。冠水している部分が徐々に減少しつつあることが確認できました。
図18: 岩手県陸前高田市中心部付近の様子(約7km×7kmのエリア)
図18: 岩手県陸前高田市中心部付近の様子(約7km×7kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図19: 岩手県陸前高田市油崎付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図19: 岩手県陸前高田市油崎付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図20: 岩手県陸前高田市広田付近の様子(約4km×4kmのエリア)
図20: 岩手県陸前高田市広田付近の様子(約4km×4kmのエリア) 左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)
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図18-図20は地震後の2011年3月14日に被災状況を確認した岩手県陸前高田市の各地区について、3月19日の状況を追加した画像です。冠水している部分が徐々に減少しつつあることが確認できました。また漂流物が沖合に点在している様子が分かります。
図21: 宮城県気仙沼市中心部付近の様子(約10km×10kmのエリア)
図21: 宮城県気仙沼市中心部付近の様子(約10km×10kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図22: 宮城県気仙沼市波路上付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図22: 宮城県気仙沼市波路上付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図21、図22は地震後の2011年3月14日に被災状況を確認した宮城県気仙沼市の各地区について、3月19日の状況を追加した画像です。冠水している部分が徐々に減少しつつあることが確認できました。
図23: 宮城県本吉町付近の様子(約4km×4kmのエリア)
図23: 宮城県本吉町付近の様子(約4km×4kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図23は地震後の2011年3月19日と2011年3月14日、地震前の2011年2月27日に観測された画像から、宮城県本吉町付近を拡大したものです。川に沿って冠水している様子が確認できました。
図24: 宮城県南三陸町伊里前付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図24: 宮城県南三陸町伊里前付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図25: 宮城県南三陸町中心部付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図25: 宮城県南三陸町中心部付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図26: 宮城県南三陸町陸前戸倉付近の様子(約3km×3kmのエリア)
図26: 宮城県南三陸町陸前戸倉付近の様子(約3km×3kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図24-図26は地震後の2011年3月14日に被災状況を確認した宮城県南三陸町の各地区について、3月19日の状況を追加した画像です。冠水している部分が徐々に減少しつつあることが確認できました。
図27: 宮城県石巻市北上川河口付近の様子(約16km×16kmのエリア)
図27: 宮城県石巻市北上川河口付近の様子(約16km×16kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図27は地震後の2011年3月14日に被災状況を確認した北上川の河口付近について、3月19日の状況を追加した画像です。川に沿っていまだ広範囲に冠水している様子が確認できました。
図28: 宮城県女川町付近の様子(約4km×4kmのエリア)
図28: 宮城県女川町付近の様子(約4km×4kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図28は地震後の2011年3月19日と2011年3月14日、地震前の2011年2月27日に観測された画像から、新たに宮城県女川町付近を拡大したものです。湾の入り口にある防波堤が壊れ、多数の建物が倒壊している様子が確認できました。
図29: 宮城県石巻市、東松島市付近の様子(約20km×20kmのエリア)
図29: 宮城県石巻市、東松島市付近の様子(約20km×20kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図29は地震後の2011年3月14日に被災状況を確認した宮城県石巻市、東松島市付近について、3月19日の状況を追加した画像です。いまだ広範囲に冠水している様子が確認できました。 /div>
図30: 宮城県松島町付近の様子(約6km×6kmのエリア)
図30: 宮城県松島町付近の様子(約6km×6kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図30は地震後の2011年3月19日と2011年3月14日、地震前の2011年2月27日に観測された画像から、新たに宮城県松島町付近を拡大したものです。黄枠で囲んだ部分を中心に冠水している様子が確認できました。
図31: 宮城県塩竈市、七ヶ浜町付近の様子(約8km×8kmのエリア)
図31: 宮城県塩竈市、七ヶ浜町付近の様子(約8km×8kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図31は地震後の2011年3月19日と2011年3月14日、地震前の2011年2月27日に観測された画像から、新たに宮城県塩竈市、七ヶ浜町付近を拡大したものです。いまだ広範囲に冠水している様子が確認できました。3月14日の画像ではコンビナートが炎上した煙が黄枠内に見えます。
図32: 宮城県仙台市若林区付近の様子(約12km×12kmのエリア)
図32: 宮城県仙台市若林区付近の様子(約12km×12kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図33: 宮城県名取市付近の様子(約16km×16kmのエリア)
図33: 宮城県名取市付近の様子(約16km×16kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図32、図33は地震後の2011年3月19日と2011年3月14日、地震前の2011年2月27日に観測された画像から、新たに宮城県仙台市若林区付近、名取市付近を拡大したものです。減少しつつありますが、いまだ広範囲に冠水している様子が確認できました。
図34: 宮城県亘理町付近から福島県新地町付近までの様子(約20km×20kmのエリア)
図34: 宮城県亘理町付近から福島県新地町付近までの様子(約20km×20kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図34は地震後の2011年3月19日と2011年3月17日、地震前の2011年2月23日に観測された宮城県亘理町付近から福島県新地町付近までを拡大したものです。2011年3月17日までは冠水していた平野部から水がひいているのが確認できます。
図35: 福島県相馬市付近の様子(約12km×12kmのエリア)
図35: 福島県相馬市付近の様子(約12km×12kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図35は地震後の2011年3月19日と2011年3月14日、地震前の2011年2月27日に観測された画像から、福島県相馬市付近を拡大したものです。平野部が未だ広範囲に冠水している様子が確認できます。
図36: 福島県南相馬市鹿島区付近の様子(約6km×6kmのエリア)
図36: 福島県南相馬市鹿島区付近の様子(約6km×6kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図37: 福島県南相馬市小高区付近の様子(約6km×6kmのエリア)
図37: 福島県南相馬市小高区付近の様子(約6km×6kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図36、図37は地震後の2011年3月19日と2011年3月17日、地震前の2011年2月23日に観測された画像から、それぞれ福島県南相馬市鹿島区付近、福島県南相馬市小高区付近を拡大したものです。冠水していた平野部に微かに道路が確認できるため、僅かではなりますが水がひき始めていると考えられます。
図38: 福島県浪江町双葉町付近の様子(約6km×6kmのエリア)
図38: 福島県浪江町双葉町付近の様子(約6km×6kmのエリア) 左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)
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図38は地震後の2011年3月19日と2011年3月17日、地震前の2011年2月23日に観測された画像から、福島県浪江町双葉町付近を拡大したものです。平野部で未だ冠水している様子が分かります。
図39: 福島県大熊町付近の様子(約4km×4kmのエリア)
図39: 福島県大熊町付近の様子(約4km×4kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図40: 福島県富岡町付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図40: 福島県富岡町付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図41: 福島県楢葉町付近の様子(約6km×6kmのエリア)
図41: 福島県楢葉町付近の様子(約6km×6kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図42: 福島県いわき市久之浜付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図42: 福島県いわき市久之浜付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図43: 福島県いわき市たいら付近の様子(約6km×6kmのエリア)
図43: 福島県いわき市たいら付近の様子(約6km×6kmのエリア) 左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)
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図39-図43は地震後の2011年3月19日、2011年3月17日と地震前の2011年2月23日に観測された画像から、福島県大熊町、富岡町、楢葉町、いわき市久之浜、いわき市たいら付近を拡大したものです。海岸線沿いの多数の建物が倒壊し、いまだ広範囲に冠水している様子が分かります。
図44: 福島県いわき市小名浜付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図44: 福島県いわき市小名浜付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図44は地震後の2011年3月19日と2011年3月14日、地震前の2011年2月23日に観測された画像から、福島県いわき市小名浜付近を拡大したものです。冠水していた平野部で緩やかですが水がひいている様子が確認できます。
図45: 福島県いわき市勿来付近の様子(約5km×5kmのエリア)
図45: 福島県いわき市勿来付近の様子(約5km×5kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図45は地震後の2011年3月19日、2011年3月14日と地震前の2011年2月23日に観測された画像から、福島県いわき市勿来付近を拡大したものです。黄枠で示した沿岸部の多数の建物が倒壊している様子は変わりませんが、冠水した水が緩やかにひき始めているのが確認できます。
図46: 茨城県北茨城市大津付近の様子(約3km×3kmのエリア)
図46: 茨城県北茨城市大津付近の様子(約3km×3kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図47: 茨城県日立付近の様子(約2km×2kmのエリア)
図47: 茨城県日立付近の様子(約2km×2kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図48: 茨城県東海村付近の様子(約3km×3kmのエリア)
図48: 茨城県東海村付近の様子(約3km×3kmのエリア) 左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月23日)
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図49: 茨城県大洗付近の様子(約3km×3kmのエリア)
図49: 茨城県大洗付近の様子(約3km×3kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図50: 茨城県鹿行大橋付近の様子(約1km×1kmのエリア)
図50: 茨城県鹿行大橋付近の様子(約1km×1kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月14日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図51: 千葉県銚子市銚子マリーナ付近の様子(約2km×2kmのエリア)
図51: 千葉県銚子市銚子マリーナ付近の様子(約2km×2kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月27日)

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図52: 千葉県旭市付近の様子(約2km×2kmのエリア)
図52: 千葉県旭市付近の様子(約2km×2kmのエリア)

左図:地震後(2011年3月19日)、中央図:地震後(2011年3月17日)、右図:地震前(2011年2月23日)

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図46-図52は地震後の2011年3月19日、2011年3月17日または2011年3月14日と地震前の2011年2月23日または2011年2月27日に観測された茨城県北茨城市大津から千葉県旭市付近までを拡大したものです。黄枠で示した部分は地震前後で変化した領域です。今回の観測では、大きな変化を確認することができませんでした。

取得された画像は、内閣府を始めとする防災関係省庁、地方自治体等に提供しています。

なお、JAXAでは今後も当該地域を継続して観測する予定です。

*1 高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー):

青域から近赤外域の電磁波を4つのバンドで観測することができる光学センサで、衛星直下を観測の際には幅70kmの範囲を地上10mで識別できる能力があります。また、衛星進行方向に対して東西44度まで観測範囲を変更することができるポインティング機能を有しています。今回の画像は東側に16度で取得しました。

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