地球が見える 2006年
沖縄、九州に接近する台風13号(サンサン)
図2のAMSR-Eの画像において、海面の青色が濃い部分は、大気中に水蒸気を多く含んでいることを表わしていて、黄色い部分は、発達した雲を表わしています。台風の目がはっきりしていて、発達した雲は南東側に偏っていることが分かります。
今後は上空を吹いている偏西風に乗って、速度を速めながら沖縄本島,九州へと接近するものと思われます。 台風の接近によって暖かく湿った空気が流れ込むことにより、九州南部に停滞する前線の活動が活発化することが考えられますので、今後の状況に注意が必要です。
|