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TRMMデータ提供に関する情報は、データ提供の関連情報をご覧ください。
- TRMM提供プロダクト一覧(PDF)
- TRMMデータ利用ハンドブック更新
- 3A25 V6Aプロダクトで検出されたエラーについて
- TRMM運用延長決定について
《 概 要 》
近年、地球規模の環境変化を把握する必要性について、世界的な関心が高まりつつあります。このような問題に対し、宇宙からの観測技術を利用し、地球を診断しようとする新たなチャレンジとして、熱帯降雨観測衛星計画が進められています。この熱帯降雨観測衛星(TRMM)は、地球規模の気候変動の解明や環境変化のモニターに重要な熱帯地域の降雨強度やその分布に関わるデータを取得することを目指したものです。
この衛星計画は、1986年(昭和61年)に日米共同プロジェクトとして、宇宙航空研究開発機構(JAXA)(旧宇宙開発事業団)がH-IIロケットによる打ち上げ及び主要観測機器である降雨レーダの開発等を担当し、米国(NASA)が衛星の本体の開発、降雨レーダ以外の観測機器の開発及びデータ中継衛星を用いた衛星の運用を担当しています。この計画を進めるに当って、宇宙航空研究開発機構(旧宇宙開発事業団)では、情報通信研究機構(旧通信総合研究所)と協力し、降雨レーダの開発を実施しました。また、H-IIロケットにより種子島宇宙センターから打ち上げられた後のTRMM衛星の運用は、NASAのゴダード宇宙飛行センターにより、追跡・データ中継衛星(TDRS)を経由して行なわれています。
《 目的 》
エルニーニョ現象や砂漠化などの地球規模の環境の変化を把握し、そのメカニズムを解明するためには、長期にわたって大気、海洋、陸域において生じる現象を総合的に観測することが大切です。特に、地球の水収支やエネルギー収支に関わる研究は地球規模の気候変動の解明のために非常に重要と言われています。このような課題に取り組むために、降雨や地球表面からの熱輻射をグローバルに観測することが必要となってきています。
地球全体の降雨量のうち約2/3が熱帯地域で占められていると言われていることからも、TRMMに搭載される観測機器から得られるデータを、グローバルな水循環やエネルギー循環のメカニズム解明の一助とすること、さらには、それらの研究に基づき、地球規模の気候変動や環境保全に役立てることがTRMMの大切な目的となっています。
一方、能動型マイクロ波観測機器として降雨レーダを開発し、TRMMに搭載することによって、将来の地球観測機器の開発に結び付けていくこともTRMM計画の大切な目標です。さらに、TRMMの軌道は、これまでの地球観測衛星である海洋観測衛星1号「もも1号」(MOS-1/1b)や地球資源衛星1号「ふよう1号」(JERS-1)と異なる軌道(太陽非同期)が選ばれており、新たな軌道からの観測の有用性の評価も期待されています。
《 主要諸元 》
TRMMは、熱帯地方の平均的な降雨を効率よく観測できるよう以下のような軌道に打ち上げられ、降雨レーダやTRMMマイクロ波観測装置等、種々の観測機器が搭載されています。
《 運用分担 》
TRMM計画は、次のような分担によって共同運用が行われております。
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日本 |
米国 |
| 項目 |
- H-IIロケット
- 降雨レーダ(搭載機器)
- データシステム
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- 衛星本体
- 搭載機器
TRMMマイクロ波観測装置
可視赤外観測装置
雲及び地球放射エネルギー観測装置
雷観測装置
- 衛星の追跡・運用
- データシステム
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関連
リンク |
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