ページの先頭です。
本文へジャンプする。
【重要なお知らせ】このページは過去に公開された情報のアーカイブページです。更新を終了しているため、リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。 最新情報については、新サイト Earth-graphy (earth.jaxa.jp) をご利用ください。
ここからサイト内共通メニューです。
サイト内共通メニューを読み飛ばす。
サイト内共通メニューここまで。
ここから本文です。

ごあいさつ

EORCと地球観測

画像:地球観測研究センター(EORC) 参与 中島 映至

地球観測研究センター(EORC)
参与 早坂 忠裕

4月よりJAXA EORC 参与を拝命いたしました。新年度にあたり、ひと言ご挨拶を申し上げます。

現在、77億人を超える人々が暮らす地球は、地球温暖化問題、地球環境問題、大規模自然災害などが多発し、また、それらが複雑に絡み合って私たちの未来をより不透明なものにしています。近年も、世界中で洪水、熱波や干ばつといった異常気象が多発しています。昨年はフランス・パリで7月に史上最高気温となる42.6℃を記録するなどヨーロッパを熱波が襲い、オーストラリアにおいては長期間かつ広域の森林火災により、人間社会のみならず野生動物や植生にも大きな被害が出ました。我が国も例外ではなく、昨年発生した台風15号、19号の風雨により甚大な被害を被ったことは記憶に新しいところです。また、2011年3月の東日本大震災以降も熊本や北海道などで地震による大きな被害が出ています。これらの災害や地球環境変動の状況を的確に把握し、そのメカニズムの解明や対策を講ずるためには、地球観測衛星を中心とした広域にわたる観測が重要であることは言うまでもありません。

1960年4月に打ち上げられたTIROS 1号のビジコンカメラで初めて地球の映像が電送写真で送られてきてから60年が過ぎようとしています。現在では、紫外、可視、赤外からマイクロ波にわたる多様な波長を用いて地球を観測することにより、雲、エアロゾル、降水の物理特性の解明、温室効果ガスの観測に基づく排出源の推定、土地利用・植生分布の変化と社会経済活動の関係解明、海面水温、海氷や雪氷の面積の変化と気候変動のメカニズム解明など、地球の表層で起きている複雑な現象を定量的に捉えることができるようになりました。また、合成開口レーダーを用いて高解像度で地形を把握し、降雨レーダー、雲レーダーにより降水や雲の実態を3次元でとらえることも可能になっています。

このような背景の下、JAXA EORCは国内外の研究者や研究機関と連携し、我が国の科学技術の強みを活かすことにより、新たな知のフロンティアの開拓、防災、さらには広い意味での安全保障、産業経済への貢献を通じて、より良い社会、より良い未来を創造するために、研究、技術開発を推進して参ります。皆様の御協力、御支援を賜りますよう、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2020年4月

本文ここまで。
画像:人工衛星の情報を掲載 サテライトナビゲーター
画像:衛星利用の情報を発信 衛星利用推進サイト
画像:衛星から見た地球のデータ集
画像:ページTOP