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水環境・水資源

課題分野研究/水環境・水資源

人々の活動がグローバル化する中、近年頻発している気象・気候の変動による洪水・干ばつ等は、局所的な事象ではなく、地球全体に影響を及ぼしています。地球規模で水循環のモニタリングを行い、衛星観測データと陸面の数値モデルを組み合わせて、水・食糧・災害等の問題への対応の鍵となる物理量(河川流量や土壌水分など)を推定し、危険指標などを利用しやすい情報(水循環データセット)として、提供しています。生態系情報と統合するなどの解析を進め、100億人の水と食料需要を満たすための対策の提言を目指しています。

沖 理子 第一宇宙技術部門 地球観測研究センター 研究領域リーダ/上席研究員
沖 理子
第一宇宙技術部門
地球観測研究センター
研究領域リーダ/上席研究員

全球0.5度格子陸面シミュレーションシステムの構築 -土壌水分量

全球0.5度格子陸面シミュレーションシステムの構築 -土壌水分量
これまで1度(約100km)格子だったシステムを、陸面モデルについては0.5度(約50km)、河川モデルについては0.25度(約25km)格子に高解像度化しました。中規模河川の水災害把握に向けて、河川流量や氾濫面積割合の評価を進めています。

日本域の高解像度陸面シミュレーションシステムの検討 -2015年9月9日15時時点の鬼怒川氾濫の河川流量予測

東京大学/芳村准教授提供。Today’s Japan(10km格子)でのシミュレーション結果

東京大学/芳村准教授提供。Today’s Japan(10km格子)でのシミュレーション結果

空間解像度を10kmからより詳細な1kmにすることにより、世界的にもまだ達成できていない、ローカルスケールの水災害把握が可能な陸域モデルを構築しました。国内一級河川の水災害把握に向けて、衛星と複合した水循環データセット及び危険指標の提供を進めています。

「全球合成降水マップ(GSMaP) just now version (GSMaP_NOW)」の開発と公開

http://sharaku.eorc.jaxa.jp/GSMaP_NOW/index_j.htm「 全球合成降水マップ(GSMaP) just now version (GSMaP_NOW)」の開発と公開
静止気象衛星「ひまわり」の観測範囲内で、観測から30分以内に利用可能なマイクロ波放射計データ(主に、GMIセンサ、日本付近のAMSR2センサ、AMSU直接受信データ)だけを利用して降雨分布を作成しました。さらに静止気象衛星から計算した雲移動ベクトルによる未来方向へ30分間の外挿を行うことで、毎時0分、30分頃に、「実時間の」降雨分布を作成し、実利用ユーザから多かった、配信時間短縮への要望に対応しました。

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画像:人工衛星の情報を掲載 サテライトナビゲーター
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