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地球が見える 2004年

台風ペア、日本に接近

(図1)5月17日 パス112DのAMSR-E準リアル画像

Aqua衛星に搭載されているJAXA開発のセンサAMSR-Eと熱帯降雨観測衛星(TRMM)に搭載されているセンサTMIが台風2号(ニーダ)を捕らえました。

図1は、AMSR-Eの準リアルタイム観測画像で、画像中で海面の青色が濃い部分は大気中に水蒸気を多く含んでいることを表わしています。また、黄色い部分については、発達 した雲を表わしています。このような画像が「今日の一枚」からご覧いただけます。


(図2)5月16日 12:14観測のTMI積算降水量画像

図2は、TMIで観測した降水量を表わしています。明瞭な目の周りでの強い降水域がよくわかります。

ニーダは、5月14日15時頃フィリピン ミンダナオ島の東、北緯8度,東経131度付近で発生し、北西に進路をとり発達していき、5月19日正午現在石垣島の南海上を東北東に進んでいます。今後日本に接近・上陸する可能性があります。
また、5月18日12時頃北緯8度,東経138度のミクロネシア連邦 カロリン諸島付近で台風3号(オーマイス)も発生しました。5月19日正午現在フィリピンの東海上を西北西に進んでいます。予想される進路はニーダの南側のようです。

北西太平洋領域に発生する台風の名前については、1999年までは米国が英語名をつけていましたが、これに代わって2000年1月1日からアジア名を用いることとなりました。 ニーダとはタイで女性の名前を意味し、オーマイスとは米国で徘徊を意味するそうです。
参考:気象庁の台風のアジア名に関するページ

JAXA/EORCでは、これまでもTRMMによる台風速報を公開してきましたが、今年はTRMMだけではなく、AMSR-Eによる台風速報も公開していきます。最新情報はこちら

関連サイト:
TRMM台風データベース
TRMM台風速報
AMSR-E台風速報
AMSR-E「今日の一枚」
AMSR-E高分解能画像

観測画像について
(図1)
観測衛星: 地球観測衛星Aqua(NASA)
観測センサ: 改良型高性能マイクロ波放射計AMSR-E(JAXA)
観測日時: 2004年5月17日 2時6分(日本時)
(図2)
観測衛星: 熱帯降雨観測衛星(TRMM)
観測センサ: TRMMマイクロ波観測装置(TMI)
観測日時: 2004年5月16日 12時10分〜12時15分(日本時)
本文ここまで。
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