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ごあいさつ

EORCと地球観測

画像:地球観測研究センター(EORC) センター長 中島 映至

地球観測研究センター(EORC)
センター長 中島 映至

米国のEOS計画、我が国のADEOS計画、欧州のENVISAT計画が始まった20世紀後半が衛星地球観測の黄金時代と呼ばれて久しい。以来、現在までに様々な地球観測衛星ミッションが実現し、地球科学に関する膨大な知見が得られるようになった。しかし同時に現代は、宇宙基本計画と海洋基本計画などの枠組みのもとで、地球観測からの貢献をより一層高める努力をしなければならない時代でもある。このような状況のなかで地球観測の戦略を考える時、はっきりと再確認すべきことは、地球観測衛星が最先端科学と実利用の両方を同時に実現するようにデザインされた高効率で有用なシステムであるという点である。

実際、得られたデータから、例えば、地球温暖化を相殺する要因である大気汚染物質の直接気候効果や間接気候効果の大きさが明らかになるなど、地球システムに関わる様々な問題の科学的解明に役立ってきた。それと同時に、日々の気象・海象・陸域に関わる業務でデータが利用されている。地球観測の長い歴史を見れば、この2つの側面は二者択一のものでは無く、相互に密接に結びつくことによって、高いレベルの目的が達成されることが明らかである。従って、様々な社会的課題を抱える現代において地球観測を推進するためには、科学コミュニティーと現業機関がより密接に連携しながら、この素晴らしいシステムを発展させてゆく戦略をとるべきであると思われる。

このような現状認識に立って、EORCでは地球科学と観測技術の最先端に挑戦する活動を行って行きたい。これらの力を用いて、地球観測データに含まれる情報を最大限に引き出す努力をしたい。さらに、地球システムに関する深い知識を用いて、得られた様々なデータセットを高い次元で解析・モデル化することによって、諸問題に対応できる能力の確保と将来予測に挑戦してゆきたい。このような努力と挑戦は、様々な応用ビジネスを生み出す原動力になるはずであるし、また、地球観測を担う次世代の育成にも大きな効果を発揮するはずである。

(2015年4月)

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