処理レベル
処理レベル *1 | 定義 | ||||||||||||||||||||
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Level 1B (L1B) | 変換係数を用いてレベル1Aアンテナ温度から算出した輝度温度を格納したシーン単位 *3 のプロダクト (Swathデータ *2) | ||||||||||||||||||||
Level 1R (L1R) | レベル1B輝度温度の空間マッチング処理により各周波数帯のフットプリントの中心位置とサイズを一致させた輝度温度を格納したシーン単位 *3 のプロダクト (Swathデータ *2) | ||||||||||||||||||||
Level 2 (L2) | フットプリントごとに輝度温度から算出した物理量を格納したシーン単位*3のプロダクト (Swathデータ *2) | ||||||||||||||||||||
Level 3 (L3) | 格子化処理と時間的な統計処理を施した輝度温度もしくは物理量を格納した格子データプロダクト *4
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- このほか、未公開データとして、以下の2つの処理レベルがあります。
Level 0 (L0) : 品質チェックフラグを付与した観測データ
Level 1A (L1A) : ラジオメトリック補正処理と幾何補正処理によりレベル0データから変換したアンテナ温度カウント値と、アンテナ温度変換係数等を格納したシーン単位のプロダクト - Swathデータは、各フットプリントのデータを、観測時刻順に、2次元配列(走査方向観測点×走査線数)に格納した形式です。 輝度温度や物理量などのデータのほか、品質情報や緯度・経度などがSwath形式で格納されています。
- L1B, L1R, L2の標準プロダクトは、地球半周分を1シーンとして、1つのファイルに格納されています。 シーンには、南から北へ向かう軌道(昇交軌道/Ascending)、北から南へ向かう軌道(降交軌道/Descending)の2種類があります。
- L3プロダクトには、昇交軌道/降交軌道別に、日単位プロダクトと月単位プロダクトがあります。 L3輝度温度プロダクトは、周波数帯ごとに1つのファイルになっており、それぞれに垂直偏波と水平偏波のデータが格納されています。 L3物理量プロダクトは、物理量ごとに1つのファイルになっており、関連するデータが格納されています。
- L3日平均プロダクトの時間的な統計手法は物理量によって異なり、平均処理、あるいは最新データの上書き処理が適用されます。