積雪深
(標準プロダクト, 研究プロダクト)
積雪深は、地表面に降り積もった積雪の深さを表します。
本プロダクトの算出領域は陸上のみで、単位は「cm」です。
海氷の上の積雪は提供しておりません。積雪は気候変動と密接に関連しており、このプロダクトによって全球の積雪分布の変化を把握することができます。
プロダクト概要
プロダクト概要
AMSR3に向けて開発中の積雪深アルゴリズムをAMSR2データに適用し、AMSR2研究プロダクトして公開しています。
研究プロダクトは、積雪深推定精度や積雪域検知精度の向上を図っています。
名称 | 積雪深 Snow Depth DOI |
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プロダクト種別 | 標準プロダクト | 研究プロダクト |
処理レベル | L2 (Swathデータ *2) および L3 (格子データ:等緯度経度図法, ポーラステレオ図法 図法 北半球) | L2 (Swathデータ *2) および L3 (格子データ:等緯度経度図法, ポーラステレオ図法 図法 北半球) |
プロダクトID | SND |
衛星 | AMSR3 | AMSR2 | AMSR2 | AMSR-E | AMSR-E | |
標準プロダクト | 標準プロダクト | 研究プロダクト | 標準プロダクト | 研究プロダクト | ||
仕様 *1 | 対象領域 | 全球陸上 | 陸域 | 陸域 | ||
空間分解能 | 約 30 km | 約 30 km | 約 30 km | |||
標準/リリース精度 | 20 cm *3 | 20 cm *3 | 20 cm *3 | |||
計測範囲 | 0 〜100 cm | 0 〜100 cm | 0 〜100 cm | |||
最新プロダクトバージョン | 準備中 | AMSR2: ver. 2.200.200
2015-03-26 リリース
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AMSR2: ver. 1.301.001
2022-09-20 リリース
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AMSR-E: ver. 8.210.210
2019-07-05 リリース |
AMSR-E: ver. 1.300.001
2022-09-20 リリース |
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プロダクト期間 | AMSR3:2025年8月11日〜現在(非公開) |
AMSR2:2012年7月3日〜現在 |
AMSR2:2012年7月3日〜現在 |
AMSR-E: 2002年6月1日〜2011年10月4日 | AMSR-E: 2002年6月1日〜2011年10月4日 | |
データダウンロード | 準備中 | 地球観測衛星データ提供システム(G-Portal) |
AMSR研究プロダクト提供サービス | 地球観測衛星データ提供システム(G-Portal) |
AMSR研究プロダクト提供サービス | |
データフォーマット | 準備中 | HDF5 AMSR2高次フォーマット
日本語 2MB |
HDF5 AMSR2高次フォーマット
日本語 2MB |
AMSR-E Level2フォーマット説明書
日本語 1.10MB
AMSR-E Level3フォーマット説明書 日本語 1.37MB |
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プロダクト格納データ | (1) 積雪深 [cm] (2) 積雪水当量 [cm] |
(1) 積雪深 [cm] (2) 積雪水当量 [cm] |
(1) 積雪深 [cm] (2) 積雪水当量 [cm] |
(1) 積雪深 [cm] (2) 積雪水当量 [cm] |
(1) 積雪深 [cm] (2) 積雪水当量 [cm] |
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データ品質フラグ | 準備中 | AMSR2 L2 SND 品質フラグ
英語 367KB |
L2 SND 品質フラグ(SMSA ver. 3.0)
英語 85KB |
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アルゴリズムバージョン | 準備中 |
AMSR2 v2.0 (アルゴリズム記述書)
英語 3.9MB PDF86ページ |
SMSA v3.01 (R Kelly et al., 2019) | |||
達成精度 | 準備中 |
アルゴリズム概要と検証結果
英語 12MB PDF43ページ |
アルゴリズム概要と検証結果
日本語 446KB |
- AMSR3ミッション要求書(準備中)、AMSR2ミッション要求書で定義された仕様。
- Swathデータは、各フットプリントのデータを、観測時刻順に、2次元配列(走査方向観測点×走査線数)に格納した形式。
- 氷床と密な森林域を除く。精度は積雪深で示しており、瞬時値の絶対値平均誤差。
参考文献
参考文献
Richard Kelly, Qinghuan Li, Nastaran Saberi: The AMSR2 Satellite-Based Microwave Snow Algorithm (SMSA): A New Algorithm for Estimating Global Snow Accumulation, IGARSS 2019 - 2019 IEEE International Geoscience and Remote Sensing Symposium, 2019, doi: 10.1109/IGARSS.2019.8898525
バージョン履歴
バージョン履歴
2024年3月25日
AMSR-E/AMSR2 積雪深研究プロダクトのデータ処理上の問題を修正し、本データの配布を再開しました。
AMSR2 研究プロダクト 積雪深 ver. 1.0 (アルゴリズム SMSA v3.01)
AMSR-E 研究プロダクト 積雪深 ver. 1.0 (アルゴリズム SMSA v3.01)
AMSR2 研究プロダクト 積雪深 ver. 1.0 (アルゴリズム SMSA v3.01)
AMSR-E 研究プロダクト 積雪深 ver. 1.0 (アルゴリズム SMSA v3.01)
2023年3月14日
AMSR-E/AMSR2 積雪深研究プロダクトに、データ処理上の問題があることが判明したため、本データの配布を一時的に停止
2022年9月20日
AMSR2 研究プロダクト 積雪深 ver. 1.0 (アルゴリズム SMSA v3.0)
AMSR-E 研究プロダクト 積雪深 ver. 1.0 (アルゴリズム SMSA v3.0)
AMSR-E 研究プロダクト 積雪深 ver. 1.0 (アルゴリズム SMSA v3.0)
研究プロダクトと標準プロダクトの比較
日本語 446KB
2019年7月5日
AMSR-E 標準プロダクト 積雪深 ver. 8 リリース
AMSR2アルゴリズムの適用
走査幅の拡張 (1走査あたり196点から243点に拡張)
フォーマットの変更 (HDF5 AMSR2高次フォーマット)
さらに古いバージョン
▸
2015年3月26日
AMSR2 標準プロダクト 積雪深 ver. 2.0 / 2.1
AMSR2 L2 Product
英語 12MB PDF43ページ
2013年7月9日
AMSR2 標準プロダクト 積雪深 ver. 1.0
AMSR2 L2 Product
英語 3.7MB PDF36ページ
2011年9月29日
AMSR-E 標準プロダクト 積雪深 ver. 7 リリース
2006年3月15日
AMSR-E 標準プロダクト 積雪深 ver. 4 リリース
2005年3月1日
AMSR-E 標準プロダクト 積雪深 ver. 3 リリース
2004年12月21日
AMSR-E 標準プロダクト 89GHz受信機Aのデータ欠損対応
2004年3月12日
AMSR-E 標準プロダクト 積雪深 ver. 2 リリース