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TRMMとは
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TRMMの観測装置
日米共同ミッションの熱帯降雨観測衛星(TRMM)に関する基本情報、
TRMMの歴史、衛星やセンサの概要、観測画像の例などをまとめて紹介します。
TRMMの観測目的
TRMMの歴史
衛星の概要
観測のしくみ
TRMMの観測装置
台風の観測
豪雨や大雪の観測
水循環変動への利用
TRMMからGPM計画へ
降雨レーダ(PR)
標準プロダクト
降雨強度(1軌道) 1997年12月8日(世界時)
サイクロン・パム(白枠で囲まれた部分)を観測した1997年12月8日(世界時)の、1軌道における降雨レーダ(PR)の観測域です。この軌道ではTRMMは沖縄の上空を通過し、12月8日18時にニュージーランド北東に見えるサイクロン・パムの中心付近を観測しました。図中の軌道は帯状に表現されていますが、これは降雨レーダの観測幅(約220km)を示しています。図中の雲画像は日本の静止気象衛星「ひまわり」(GMS)、米国の静止気象衛星GOES及びヨーロッパの静止気象衛星METEOSATにより取得されたものです。
降雨強度(立体、水平) 2000年2月7日 10時頃(世界時)
PRが観測した2000年2月7日10時頃(世界時)のモザンビークでの豪雨の立体画像(左)と水平分布図(右)。時間雨量 30ミリを超える強い降雨が広い範囲で観測されています。背景は地形の標高(緑が濃いほど高い標高)を示しています。
降雨頂強度 1999年1月 / 1999年7月
この図はPRにより観測された降雨頂(降雨の最上端で、海面からの高度を示しています)の全球分布で、上図が1999年1月、下図が1999年7月のものです。例えば上図のアフリカなどの大陸に見られるように、陸上では海上よりも降雨の頂きが高い雨が観測されていることがわかります。これは陸上では海上よりも地表面が暖められやすく、対流活動が発達しやすいことによります。南太平洋では南米の沿岸から遠ざかるに従い、徐々に降雨頂が高くなっています。このような傾向は今まで船舶の観測等によって指摘されていましたが、このような広い範囲にわたって観測されたのは初めてです。
アルゴリズム・・・
フローチャート
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アルゴリズムの出力例
標準プロダクト・・サンプル画像
PRの校正検証結果・・
校正
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検証と結果
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