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2006年9月15日掲載 |

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| 図1 MODISが観測した台風 13号 |
図2 AMSR-Eが観測した台風13号 |
図1は9月14日にMODISが捉えた台風13号(サンサン)と、日本列島から中国大陸にかけて延びる前線による雲です。台風13号は、勢力を「強い」から「非常に強い」へと強め、進路を西寄りから北寄りに変えながら、沖縄八重山諸島へと接近しています。
図2のAMSR-Eの画像において、海面の青色が濃い部分は、大気中に水蒸気を多く含んでいることを表わしていて、黄色い部分は、発達した雲を表わしています。台風の目がはっきりしていて、発達した雲は南東側に偏っていることが分かります。
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図3 PRで観測された降雨分布と VIRSで観測された雲画像 |
図4 TMIで観測された降雨量画像 |
図3は9月14日午後に熱帯降雨観測衛星 TRMM に搭載されている降雨レーダ( PR )で観測した地表面付近の降水量を、可視赤外放射装置( VIRS )で観測した雲画像に重ねたもの、図4は同時刻に TRMM に搭載されている TRMM マイクロ波観測装置( TMI )が観測した降雨量です。赤い地域ほど雨が強いことを示しており、特に台風の目の南側で激しい雨が降っていることがわかります。
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| 図5 AMSR-Eで観測された海上風速 |
図5は、AMSR-Eの観測結果を元に解析された9月15日の日本の南海上の風速分布です。これは海面に立つ波の強さを測定して海上の風の強さを求めるもので、海洋上の風の分布を天候や雲の分布、昼夜の別に関係なく捉えることができます。90 kt (ktはノット。1kt≒0.5m/s)以上の強風が吹いている赤い部分を中心に、強風域が楕円形に分布していることがわかります。
今後は上空を吹いている偏西風に乗って、速度を速めながら沖縄本島,九州へと接近するものと思われます。
台風の接近によって暖かく湿った空気が流れ込むことにより、九州南部に停滞する前線の活動が活発化することが考えられますので、今後の状況に注意が必要です。
観測画像について:
(図1)
| 観測衛星: |
地球観測衛星Terra (NASA) |
| 観測センサ: |
MODIS (NASA) |
| 観測日時: |
2006年9月14日11時17分 (日本標準時) |
| 色付けは、 MODIS の 36 のチャンネルのうち、いずれも可視域のチャンネル1 (620 〜 670 nm)に赤、チャンネル4 (545 〜 565 nm) に緑、チャンネル3 (459 〜 479 nm)に青を割り当てて合成しています。このため、概ね次のように見えています。 |
| 緑: |
植生の豊かな所(森林など) |
| 白: |
雲 |
| 濃紺: |
水面(海) |
| 薄茶色: |
植生のまばらな所 |
| 灰色: |
データのないところ |
(図2及び図5)
(図3)
(図4)
*1 TRMMは、NASA, NICT及びJAXAの共同プロジェクトです。 |
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