ページの先頭です。
本文へジャンプする。
【重要なお知らせ】このページは過去に公開された情報のアーカイブページです。更新を終了しているため、リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。 最新情報については、新サイト
Earth-graphy (earth.jaxa.jp)
をご利用ください。
文字サイズ
小さく
標準
大きく
ここからサイト内共通メニューです。
サイト内共通メニューを読み飛ばす。
HOME
EORCについて
地球観測とは
地球観測研究
データ提供
リモートセンシングとは
English
ごあいさつ
EORCの活動
地球観測センター
アクセスマップ
防災・危機管理
地球資源の把握
地球環境の把握
グリーンイノベーションの推進
生活の基盤を支える
研究開発の推進
利用研究プロジェクト
研究内容
研究公募
JAXA for Earth
モニタリング
標準データセット
研究データセット
サイト内共通メニューここまで。
ここから本文です。
HOME
地球が見える
2007年
2007年5月30日掲載
ツイート
地球が見える
掲載日で探す
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
ジャンルで探す
海洋
大気
台風・洪水
北極・南極
陸地・地形
火災・砂塵
地球が見える 2007年
2007年5月26日、27日に来襲した黄砂
図1 西日本を覆う黄砂
5月26日と27日に日本全国で黄砂が観測されました。今年は黄砂だけでなく九州での光化学スモッグの発生も問題になっています。図1はNASAの地球観測衛Terraに搭載されたMODISが5月27日に観測した日本周辺の画像です。西日本から東日本にかけてすっぽりエアロゾルに覆われている様子が分かります。黄砂は茶色く見えることが多いのですが、今回は雲より薄い白っぽい部分が多く見え、黄砂と一緒に人間活動に伴うエアロゾルも来ている様子がうかがえます。ただしこの季節は焼き畑などによる煙が多いので、工場や車の排気ガスによる光化学スモッグとは断定できません。
図2 五島列島で観測されたエアロゾルの粒子数
*
図2は長崎県五島列島の福江島で測定したエアロゾルの粒の数です。黄砂は主に5µm以上の大きな粒子が占めています。図2の5µmのグラフを見ると5月25日までは数個程度だったのが、正午過ぎから増加し始め、26日から27日にかけては1リットルあたり100個以上の粒子がずっと測定されており、28日になって減少しています。黄砂として特別多い数ではありませんが長時間にわたって黄砂現象が続きました。
*
縦軸は1リットルあたりの粒子数です。対数で表されており、10
0
=1個、10
3
=千個、10
6
=百万個になります。五本のグラフはそれぞれ上から粒子の直径0.3µm、0.5µm、1.0µm、2.0µm、5.0µmの粒子の数を表します。
福江島での測定はSKYNETによって行われており、総合地球環境学研究所と千葉大学によって観測サイトが維持されています。SKYNETのご好意によりデータを提供していただきました。
SKYNET
(英語)
観測画像について:
観測衛星:
地球観測衛星Terra (NASA)
観測センサ:
MODIS (NASA)
観測日時:
2007年5月27日
空間分解能:
500 m
関連サイト:
日本列島の広い範囲で観測された黄砂
大陸から舞い上がる黄砂
黄砂が発生する様子
地球が見える 火災・砂塵
本文ここまで。