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地球が見える 2007年

PRISMで見た2年後の中越地震被災地

図1 2年後の中越地震被災地周辺
(Google Earthで見る中越 (kmz形式、1.34MB、低解像度版))
図1は陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のパンクロマチック立体視センサ(PRISM)が2006年10月に捉えた新潟県中越地震の被災地周辺です。森林に覆われた山地は暗く、農地、都市部などの平野は明るく見えています。図の右半分は越後山脈で、北東−南西の方向に延びています。信濃川は図の下から上に流れ、途中で大きく蛇行したところで、東から流れてきた魚野川が合流しています。図の右下の魚沼付近は白い雲に覆われています。信濃川に沿って小千谷、長岡の市街地があり、越後平野の一部となっています。 図中央の四角い枠は、2004年10月23日の新潟県中越地震の主要な被災地、旧山古志村(現長岡市)、小千谷市、長岡市および川口町を含んでおり、同年11月24日に掲載した「宇宙から見た中越地震の爪跡」の図1(以下、「地震直後の画像」と呼びます。)と同じ範囲を示しています。

図2a 2年後の中越地震被災地の立体視用画像
(目が疲れないように、あまり長い時間、見ないでください。カラー印刷してから見る場合は、pdfファイルをご利用下さい。左目用pdfファイル右目用pdfファイルも用意しました。)
図2aは図1の赤い四角のところを拡大し、立体視のために時計回りに90°回転させた画像です。したがって、図1と異なって右側が北になっています。赤と青の色眼鏡をかけて見ると、川の周辺の平野が平らで、黒っぽい山地は全体的に盛り上がった上に起伏に富んでいることが分かります。山地の中に明るいところが点在していますが、その中には、新たに作られた溜池、錦鯉の養殖池や棚田(図5)、地すべり防止工事が行われた斜面(図3、図6)、新たに設けられた道路(長岡市古志虫亀地区)あるいはまだ修復されていない地すべりの跡(小千谷市小栗山地区)が含まれます。

図2b 2年後の中越地震被災地の案内図
この図の範囲は図2aと同じで、図3〜6の拡大図の位置を赤い四角で示しています。

図3 長岡市妙見町と小千谷市浦柄地区
(目が疲れないように、あまり長い時間、見ないでください。カラー印刷してから見る場合は、pdfファイルをご利用下さい。左目用pdfファイル右目用pdfファイルも用意しました。)
この図の範囲は「地震直後の画像」の拡大図A〜Cを含んでいます。赤と青の色眼鏡をかけて見ると、図中央の谷間の存在が良く分かります。図の上の県道が不通になったところと下の上越新幹線のトンネル入り口付近が明るく見えています。これらの場所はいずれも地すべりのあったところで、その後、地すべり防止のため、コンクリートで斜面が覆われたことを示しています。

図4 川口町
(目が疲れないように、あまり長い時間、見ないでください。カラー印刷してから見る場合は、pdfファイルをご利用下さい。左目用pdfファイル右目用pdfファイルも用意しました。)
この図の左上は「地震直後の画像」の拡大図Iの場所です。赤と青の色眼鏡をかけて見ると、数段の河岸段丘が手にとるように見えます。

図5 長岡市古志東竹沢(旧山古志村東竹沢)地区
(目が疲れないように、あまり長い時間、見ないでください。カラー印刷してから見る場合は、pdfファイルをご利用下さい。左目用pdfファイル右目用pdfファイルも用意しました。)
赤と青の色眼鏡をかけて見ると、楕円形の尾根の上やその周辺に真新しい池がいくつか見えています。

図6 長岡市古志東竹沢(旧山古志村東竹沢)地区
(目が疲れないように、あまり長い時間、見ないでください。カラー印刷してから見る場合は、pdfファイルをご利用下さい。左目用pdfファイル右目用pdfファイルも用意しました。)
この図の範囲は「地震直後の画像」の拡大図Gとほぼ同じです。赤と青の色眼鏡をかけて見ると、図中央に灰色で平らな湖が見えます。これは元々中越地震による地すべりで芋川の流れがせき止められてできたものです。図左や左下は、地すべりのあった場所で、大量の土砂が取り除かれ、地すべり防止の工事が行われたことが分かります。



参照サイト:
赤青メガネの作り方について(「榛名山を立体視」付録参照)
平成16年(2004年)新潟県中越地震災害状況図(国土地理院のサイト)

観測画像について:
(図1〜図6)
観測衛星: 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)
観測センサ: パンクロマチック立体視センサ(PRISM)
観測日時: 2006年10月19日10時39分頃(日本標準時)
地上分解能: 2.5 m
地図投影法: UTM(ユニバーサル横メルカトール)
PRISMは地表を520〜770 nm(ナノメートル:10億分の1メートル)の可視域から近赤外域の1バンドで観測する光学センサです。得られる画像は白黒画像ですが、前方、直下、後方の観測を同時に行います。図1及び図2bでは直下視の画像を、図2a、図3〜6では直下視の画像(緑と青)と後方視の画像(赤)とを用いています。

関連サイト:
ALOS 解析研究ページ
宇宙から見た中越地震の爪跡
地球が見える 陸地・地形
本文ここまで。
画像:人工衛星の情報を掲載 サテライトナビゲーター
画像:衛星利用の情報を発信 衛星利用推進サイト
画像:衛星から見た地球のデータ集
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