
AMSR Viewerでは、JAXAの高性能マイクロ波放射計シリーズのデータを1日ごとに画像化して公開しています。ご覧になりたい地域や季節を容易に選択できるように、地図の拡大・縮小、日付の指定機能を備えています。
AMSRシリーズは地球の表面や大気から出てくる微弱なマイクロ波シグナルを計測するセンサです。その観測データから、海面水温、降水量、土壌水分、海氷などの水に関連した物理量を推定することができます。AMSR Viewerはレイヤ構造を採用しており、これらのデータを3層まで重ねて表示することができます。
JAXAの地球観測にご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。JAXAでは、ひまわりモニタやGSMaPなど、たくさんの地球観測サイトを公開しています。詳しくは、JAXA for Earthをご覧ください。
「海岸線1:50m」と「海岸線1:10m」は、海岸線の粗さが異なります。「海岸線1:50m」の方が粗く、「海岸線1:10m」の方が細かいデータです。「海岸線1:10m」はデータサイズが大きいため、表示までに時間がかかります。通常は、「海岸線1:50m」を選択してください。マップを拡大したときなどに海岸線が粗く感じた場合に、「海岸線1:10m」をご利用ください。
AMSRシリーズのデータには、標準と準リアルタイムの2種類のプロダクトがあります。カラースケールに「速報値」と表示されている場合は、準リアルタイムのプロダクトを利用して作成された画像であることを意味しています。準リアルタイムのプロダクトは、速報性を重視しているため、標準よりも精度が低いという特徴があります。
なお、準リアルタイムのプロダクトを利用して作成された画像は、標準プロダクトの画像が作成された時点で置き換わります。
こちらの表をご覧ください。
どちらも、海上の風速データです。「海上風速」の方が分解能や精度が優れていますが、雨や雪、厚い雲の領域はデータがありません。「全天候海上風速」は分解能と精度が劣りますが、雨や雪、厚い雲による欠損データが少ないのが特徴です。
どちらも、海面の水温データです。「10GHz海面水温」の方が、分解能が細かいため、「海面水温」よりも海岸線近くまでデータが存在します。なお、「10GHz海面水温」は、摂氏9度以下の冷たい海水では精度が低下する性質があります。
衛星センサの種類が異なります。AMSR Viewerではマイクロ波放射計AMSRシリーズの観測データを使って推定した海面水温を使用しています。マイクロ波放射計では分解能は数十kmと粗いのですが、雲があっても海面水温を推定することができます。一方、しきさい(GCOM-C)にはSGLIという光学センサが搭載されています。光学センサでは雲の下の海面水温を推定できませんが、SGLIは約250mという細かい分解能で推定することができます。
英文の資料になりますが、こちらをご覧ください。
AMSR Viewerで公開しているデータの期間は以下のとおりです。
AMSR Viewerでは、任意の指定した地点の時系列データを、CSVファイルとしてダウンロードすることができます。(輝度温度を除く。)詳しくは、ユーザガイドをご覧ください。なお、ダウンロードするためにはユーザ登録が必要です。
こちらのページをご覧ください。
問題ございません。ご利用にあたっては、AMSR Viewerの利用規約をご確認ください。
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