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2007年9月6日掲載 |

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| 図1発生から9月5日6時(日本時間)までの台風9号の経路 |
日本の南海上を西に進んできた台風9号(FITOW: フィートウ)が、徐々に北上し、9月6日夜から7日の明け方に関東から東海にかけて接近・上陸する見込みです。もし上陸すれば、今年に入って日本へ上陸する3個目の台風となります。9月上旬での台風発生数の平年値は15.2個、平年の年間上陸数2.6個なので、少ない発生数の割に、上陸数が多いことになります。
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| 図2 2007年8月31日3時25分頃に熱帯降雨観測衛星(TRMM)による台風9号の観測 |
左)降雨レーダ(PR)降水量と可視赤外放射装置(VIRS)で観測した雲画像に重ねたもの。 右)TRMM マイクロ波観測装置(TMI)が観測した降雨量。 |
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| 図3 図2に同じ。ただし観測時刻は2007年9月2日8時頃 |
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| 図4 図2に同じ。ただし観測時刻は2007年9月4日7時50分頃 |
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| 図5 図2に同じ。ただし観測時刻は2007年9月5日6時50分頃 |
図2から図5は、熱帯降雨観測衛星TRMM搭載の降雨レーダ(PR)で観測した台風9号の降水量を、可視赤外放射装置(VIRS)で観測した雲画像に重ねたもの(左)と、TRMM マイクロ波観測装置(TMI)が観測した降雨量(右)です。図1にそれぞれの中心位置を示しています。 図2から図5まで6日間ありますが、この間中心気圧は970hPaをずっと保ちながら、西進してきたことが分かります。8月31日の段階(図2)では降雨域からは中心位置がよく分かりませんが、9月2日(図3)、9月4日(図4)と時間が経つにつれて、台風らしい目を持った降雨域の形が発達している様子が分かります。図5は2007年9月5日6時52分(日本時間)に観測したもので、前の画像に比べると、台風の目とその周りに広がるスパイラル状の降雨域が明確になってきました。また雲画像では、非常にきれいな目と同心円を描いています。ただ、赤く示された降雨の強い領域は、散発的にあるだけで、それぞれはあまり大きく広がってはいません。これは9月5日の6時(日本時間)の中心気圧は970hPa、最大風速は30m/sで、台風としてはあまり強くないことによります。
台風9号は今後徐々に北上し、9月7日明け方に関東地方への直撃は避けられないようです。進行速度が遅いため、長時間にかけて多量の降雨が予想されています。6日11時発表の情報では、中心気圧は965hPa、最大風速は35m/sと、少しずつ発達しながら近づいています。通勤時間にもかかることから、関東地方にお住まいの方は今後の台風情報に十分な注意が必要です。
最新の台風については、TRMM台風速報をご覧ください。
観測画像について:
(図1〜図5)
* TRMMは、NASA, NICT及びJAXAの共同プロジェクトです。
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