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地球が見える 2006年

だいち(ALOS)、フィリピン・レイテ島の地すべりを観測

だいち(ALOS)搭載のPALSAR画像(赤)とふよう1号(JERS-1)搭載のSAR画像(緑と青)とのカラー合成による地すべり被災地周辺の鳥瞰図
レイテ島の案内図はこちら
陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)に搭載されているフェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)と高性能可視近赤外放射計2型(AVNIR-2)がフィリピン・レイテ島の地すべりを観測しました。このうち、PALSARによる地すべり発生後の観測画像を地球資源衛星1号「ふよう1号」(JERS-1)搭載の合成開口レーダ(SAR)によって地すべり発生前の1996年2月2日に観測した画像と比較解析した結果、崩落した土砂が最大幅1.5 km程度、長さ3.9 km程度の領域に広がっていること、尾根のところで高さ100 m程度の崩落が起きたと推定できました。詳しくは、ALOS最新画像のページをご覧ください。
なお、JAXAは観測画像と取得画像を国際災害チャータ事務局及びアジア防災センターに提供致しました。



観測画像について:
観測衛星: 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)
観測センサ: フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)
観測日時: 2006年2月24日午前10時54分頃(日本標準時)
PALSARは、地球資源衛星1(ふよう1号)に搭載された合成開口レーダ(SAR)の機能・性能を更に向上させたもので、天候、昼夜に影響されない能動型のマイクロ波センサです。PALSARは観測方向を可変する機能や広い観測幅を有する観測モード(ScanSAR)を持っています。なお、PALSARの開発は宇宙航空研究開発機構と経済産業省(METI)/(財)資源探査用観測システム研究開発機構(JAROS)の共同で行いました。

観測衛星: 地球資源衛星1号「ふよう1号」(JERS-1)
観測センサ: 合成開口レーダ(SAR)
観測日時: 1996年2月2日午前10時12分頃(日本標準時)
1996年12月(案内図)
天候、昼夜に影響されない能動型のマイクロ波センサです。なお、SARの開発は宇宙開発事業団(現、宇宙航空研究開発機構)と通商産業省(現、経済産業省)/(財)資源探査用観測システム研究開発機構(JAROS)の共同で行いました。

関連サイト:
陸域観測技術衛星「だいち」搭載フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)が観測したレイテ島画像の提供について(JAXAプレスリリース)
レイテ島地すべりの観測における陸域観測技術衛星「だいち」の貢献について(JAXAプレスリリース)
JERS-1 SAR 全球森林マッピング (GRFM/GBFM) プログラム

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画像:人工衛星の情報を掲載 サテライトナビゲーター
画像:衛星利用の情報を発信 衛星利用推進サイト
画像:衛星から見た地球のデータ集
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