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TRMMとは
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TRMMの観測装置
日米共同ミッションの熱帯降雨観測衛星(TRMM)に関する基本情報、
TRMMの歴史、衛星やセンサの概要、観測画像の例などをまとめて紹介します。
TRMMの観測目的
TRMMの歴史
衛星の概要
観測のしくみ
TRMMの観測装置
台風の観測
豪雨や大雪の観測
水循環変動への利用
TRMMからGPM計画へ
TRMMの観測装置
TRMMの観測装置概要
TRMM衛星には、降雨レーダ(PR)、TRMMマイクロ波観測装置(TMI)、可視赤外観測装置(VIRS)、雲及び地球放射エネルギー観測装置(CERES)、雷観測装置(LIS)という5つの観測センサが搭載されています。 PRは、自らが送信したマイクロ波が雨粒などに当たって戻ってくるエコーを測定することにより、降雨の3次元分布を観測します。TMIは、5つのマイクロ波帯における雨からの放射や散乱を受信することで降雨の水平分布を観測します。TMIはPRの3倍以上の広い観測幅を持ちますが、定量的に雨を推定できるのは海上に限られるため、陸上の降水量は正確には観測できません。VIRSは細かい分解能で広範囲の観測ができますが、雨を直接観測するのではなく、雲の高さやその特性から降水量を推定します。
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