ウェブサイトの概要

本ウェブサイトでは、「雨雲スキャンレーダ」として宇宙から三次元で雨をはかっている二周波降水レーダ(DPR)が観測した、日本周辺の三次元の雨を可視化し、画像や動画などを公開しています。 このDPRは、JAXAが情報通信研究機構(NICT)と共同で開発したもので、JAXAとNASAの共同ミッションである全球降水観測(GPM)計画の主衛星に搭載されています。

表示データについて

それぞれの表示データについてご説明します。

1時間降水量(雨雲スキャンレーダが通った範囲)

「雨雲スキャンレーダ」として宇宙から三次元で雨をはかっている、二周波降水レーダ(DPR)によって観測された降水データです。 観測範囲は他センサと比べると広くありませんが、三次元の降水を捉えることができるという大きなメリットがあります。DPRに関する詳細な説明はこちらをご覧ください。

DPR標準プロダクトに含まれる全レンジビンの降雨強度の平均値について、各スキャンごとに求めたアングルビン方向の合計値を、スキャン方向に5スキャン移動平均した値が2.7mm/h以上となるスキャンが存在する場合に降雨域として検出します(図中の降雨域Aおよび降雨域C)。 なお、別の2.7mm/h以上の値が60スキャン以内に存在する場合は、合わせて一つの降雨域とします。(図中の降雨域B)

1時間/前12/24/72時間降水量(領域全体の降水分布)

世界の雨分布」から公開している衛星全球降水マップ(GSMaP)の降水データです。 GSMaPは、複数の降水を観測する衛星センサを用いることで、1時間ごとの世界の雨分布を提供することができます。GSMaPに関する詳細な説明はこちらをご覧ください。 画面右上にある「選択中の事例前後の雨分布をみる」をクリックすると、該当時刻の世界の雨分布ウェブサイトにリンクすることができますので、降水分布の時間変化などを確認したい場合は、こちらをご参照ください。

雲画像

米国海洋大気庁(NOAA)気候予測センターが作成している、Globally-merged, full-resolution (~4km) IR Dataを利用しています。 気象庁の静止気象衛星ひまわり、米国海洋大気庁(NOAA)の静止気象衛星GOES、欧州気象衛星機関(EUMETSAT)の静止気象衛星MeteosatのIR(赤外)情報を利用しており、NASA/GSFCの降水処理システム(PPS)経由で提供を受けています。

画像・動画の利用について

特記事項

関連リンク