GPM
10th
Anniversary

全球降水観測(GPM)計画は
2024年2月28日で10年を迎えました。
GPMの歴史をご紹介致します。

TRMM衛星 gpm衛星

凡例

クリックで該当
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TRMM衛星
TRMM

TRMMマークTRMM衛星TRMMとはGPMの先代となる日米共同プロジェクトで、地球全体の降雨量のうち約3分の2を占める熱帯の降雨を観測する目的で運用されました。
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GPMマークGPMイメージGPMとは日米主導の国際的な協力体制で進めている計画で、複数の衛星データを利用し、地球全体にわたる高頻度・高精度の雨観測を行っています。
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DPRイメージ DPRとは GPM主衛星に搭載されている二周波降水レーダです。熱帯の強い雨から高緯度の弱い降雪までの降水量を高精度で観測することが可能です。
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GPM主衛星GPM主衛星とは日米共同開発の衛星で、日本開発の二周波降水レーダ(DPR)、米国開発のGPMマイクロ波放射計(GMI)の、二つの観測装置を搭載しています。
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GPM
GPM主衛星

旗

GPM主衛星/
H-IIAロケット23号機
打ち上げ動画
旗

GSMaPロゴGSMaPとはGSMaP(衛星全球降雨マップ)とは、GPM主衛星に搭載された二周波降水レーダ(DPR)を中心に、複数の降水を観測する衛星や静止気象衛星を組み合わせて開発した全球の高精度高分解能降水マップです。
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ひまわり衛星
ひまわり c気象庁

GSMaPに関わる衛星②
「ひまわり」
日本の静止気象衛星です。現在本運用中のひまわり9号は2016年に打ち上げられました。

気象・防災分野への貢献雨雲マーク GPMは多くの気象現象、災害を観測し、気象予報や洪水予測に役立てられてきました。雨雲マークのついた項目は気象現象・災害観測の事例です。

2周年     GPMの誕生日 GPMプロジェクトメンバーはGPM主衛星の誕生日を毎年お祝いしており、誕生日ケーキにはGPMの特徴や「n周年」にまつわる洒落が…。他にもいくつか写真が隠れていますので探してみて下さいね。


4周年

5周年

GSMaP
海外農業分野での利活用
農業分野での活用 GSMaPは気象・防災分野での利用事例が多くありますが、近年、農業分野においても、作物の生育判断に重要な基本情報として降水データの利用が拡がっています。

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宇宙からの降水観測の
さまざまな利用事例
TRMM/GPM/GSMaPの降水観測は、気象・防災・農業のみならず、再生可能エネルギー、教育、公衆衛生といった幅広い分野で活用されています。
TRMM/GPM/GSMaP
利用事例集

GOES
GOES cNOAA

GSMaPに関わる衛星③
「GOES」
1975年から続くアメリカの静止気象衛星シリーズです。NASAが開発と打上げを担当し、アメリカ海洋大気庁(NOAA)によって運用されています。

GMP君ハラヘリ

8周年

MTG-I1
MTG-I cESA

GSMaPに関わる衛星④
「Meteosat」
ヨーロッパの気象観測を目的とした欧州宇宙機関 (ESA) と欧州気象衛星開発機構 (EUMETSAT) の1983年から始まった共同ミッションです。最新のMTG-I1衛星は2022年12月に打ち上げられました。

きれいなオーロラは
衛星の天敵!?
GPMの危機を救え!
2023年11月に行われたGPM主衛星の高度変更と、オーロラとの意外な関係についてやさしく説明しています。
旗

10周年ケーキ

GPM

GPMキャラ

PMMPMM
GPMの次世代として開発中の降水レーダ衛星です。
レーダ感度向上により雪や弱い雨の検知、ドップラー速度観測による雨粒の上昇・落下速度の把握等が可能に。
2028年の打ち上げ予定。
お楽しみに!

GPM
10th
Anniversary

2014年2月28日午前3時37分に
種子島宇宙センターで
GPM主衛星が打ち上げられてから、
2024年2月28日で10年を迎えました!
設計寿命3年2か月を超え、
今も元気に世界の雨を観測しています。
先代のTRMM衛星と同様、長く活躍してくれることを関係者一同願っております。

GPM

c JAXA EORC