関連会議・研究公募

第4回ALOS-2 / 3 ワークショップ - プログラムと会議終了について -

第4回ALOS-2 / 3 ワークショップ 参加者の皆様

平成24年12月12、13両日にわたってつくば国際会議場(エポカル)で開催したALOS-2/3ワークショップでは、各々ともに160名超/120名超の参加者を迎え、「だいち」に続く将来高分解能地球観測衛星への期待と成果、望ましい運用についてのご意見をいただきました。平成21年4月より継続して行っております本ワークショップでは、回を重ねるたびに、センサ/衛星と利用/解析の密な連携が形成され、これまで以上に“使える衛星システムの構築”のための意見交換がなされていると感じております。JAXAでは皆様方のご意見が、衛星、センサ開発に反映されるよう、このワークショップを継続的に開催することを考えております。開催から、1ヶ月程経ってしまいましたが、当日発表に使用された資料、会議のサマリを公開いたします。今年は、ALOS-2が打ち上がる予定となっておりますので、皆様方のご利用、御支援をお願いいたします。

改めて、本ワークショップへの御参加ありがとうございました。

宇宙航空研究開発機構
地球観測研究センター

研究領域総括 島田政信

第4回ALOS-2 / 3 ワークショップ

つくば国際会議場・多目的ホール(1F)

第1日目:ALOS-2ワークショップ 12月12日(水) 10:00~

(敬称略)

10:00 - 10:05 挨拶 / 山本静夫 (JAXA利用統括)
10:05 - 10:10 前ワークショップのサマリ等 (島田政信)
10:10 - 11:05 セッション1: ALOS-2について / 議長: 島田政信、大沢右二
1) 勘角幸弘 (JAXA): ALOS-2の開発状況 (10:10 - 10:25) PDF
(1.3MB)
2) 鈴木新一 (JAXA): ALOS-2の観測シナリオ (10:25 - 10:40) PDF
(1.4MB)
3) 島田政信 (JAXA): ALOS-2校正検証計画(RA含む) (10:40 - 10:55) PDF
(4.2MB)
質疑応答: 10分
11:05 - 12:15 セッション2: 地震・火山セッション / 議長: 村上亮 (北海道大学)、橋本学(京都大学)
1) 小澤拓 (防災科学技術研究所): 火山活動モニタリングにおけるSARミッションの重要性 (11:05 - 11:20) PDF
(3.1MB)
2) 村上亮 (北海道大学): 高緯度・高標高の火山地域で実施するL-band干渉SAR観測に対する積雪の影響の軽減の必要性 - (11:20 - 11:35) PDF
(3.1MB)
3) 小林知勝 (国土地理院): 地殻変動観測ツールとしてのALOSの有効性と課題の再確認 (11:35 - 11:50) PDF
(3.3MB)
4) 橋本学 (京都大学): ALOS-2による日本列島地殻変動マッピング:意義とチャレンジ (11:50 - 12:05) PDF
(7.0MB)
質疑応答: 10分
昼 食 (12:15 - 13:15)
13:15 - 15:10 セッション3:新たな利用セッション / 議長: 佐藤源之 (東北大学)
1) 押山 元 (東京大学): 複素振幅適応処理による偏波干渉SAR画像からの地形・散乱源情報の抽出 (13:15 - 13:30) PDF
(11.7MB)
2) 有井基文 (MSS): 多入射角/多偏波SARデータからわかること (13:30 - 13:45) PDF
(3.0MB)
3) 末廣明生 (PASCO): 衛星による対空標識救援サインへの取り組み (13:45 - 14:00) PDF
(1.3MB)
4) 草野駿一 (東北大学): サブ開口を利用した偏波SARモデル行列分解 (14:00 - 14:15) -
5) 向井田明 (RESTEC): ALOS/PALSARの利用とALOS-2への期待 (14:15 - 14:30) PDF
(2.7MB)
6) 佐藤弘行(土木研究所): ALOS/PALSARデータを用いたダム等の土木構造物における変位計測の研究 (14:30 - 14:45) PDF
(1.6MB)
7) Yi Cui(新潟大学): A new model based Scattering power decomposition for polarimetric SAR and its application in analyzing post-Tsunami Effects (14:45 - 15:00) PDF
(2.8MB)
質疑応答: 10分
15:10 - 15:55 セッション4: 水害・地滑り・災害セッション / 議長: 青山定敬(日本大学)
1) 岡田宏之 (JAXA): 防災対応シナリオ (15:10 - 15:25) PDF
(3.0MB)
2) 佐藤匠 (国土技術政策総合研究所): 高分解能SAR衛星による大規模土砂災害監視体制の推進 (15:25 - 15:40) PDF
(4.9MB)
3) 岡谷隆基 (国土地理院): SAR干渉画像による地すべり性変動の抽出 (15:40 - 15:55) PDF
(886KB)
15:55 - 16:25 セッション5: 森林・農業・資源セッション / 議長: 斉藤元也 (東京工業大学・JAXA)、古屋正人 (北海道大学)
1) 石塚直樹 (農業環境技術研究所): 農業分野におけるALOS-2データの活用へ向けて (15:55 - 16:10) PDF
(2.0MB)
2) 浅田 典親 (宇宙システム開発利用推進機構): エネルギー資源分野におけるALOS-2観測のニーズ (16:10 - 16:25) PDF
(4.9MB)
質疑応答 (上記2セッション): 10分
16:35 - 17:30 セッション6: 全体議論 / 議長: 島田政信
観測シナリオについて
17:30 閉 会
18:00 - 20:00 懇親会 (会場:大会議室101)

第2日目: ALOS-3ワークショップ 12月13日(木) 10:00~

(敬称略)

第2日目: ALOS-3ワークショップ 12月13日(木) 10:00~
(敬称略)
10:00 - 10:05 挨拶 / 福田徹 (EORCセンター長)
10:05 - 10:10 前ワークショップのサマリ等 (島田政信)
10:10 - 10:55 セッション1: ALOS-3について / 議長: 島田政信
1) 大沢右二 (JAXA): ALOS-3の現状について (10:10 - 10:25) PDF
(618KB)
2) 今井浩子 (JAXA): PRISM-2概要と画像・DSMシミュレーション (10:25 - 10:40) PDF
(4.7MB)
3) 鹿志村修 (宇宙システム開発利用推進機構): HISUI開発の現状とデータの利用可能性 (10:40 - 10:55) PDF
(1.9MB)
10:55 - 12:15 セッション2: 現業への活用1(地図作成、GIS) / 議長: 小荒井衛 (国土地理院)
1) 笹川 啓 (国土地理院): ALOS-1による地図修正の実績とALOS-3への期待 (10:55 - 11:15) PDF
(3.6MB)
2) 芦野 誠 (国際協力機構): 海外におけるALOSデータの活用 (11:15 - 11:35) PDF
(1.7MB)
3) 高木方隆 (高知工科大学): 衛星画像による三次元計測の必要性 (11:35 - 11:55) PDF
(5.0MB)
4) 大橋 真 (ESRIジャパン): 衛星・GISデータのクラウドサービスについて (11:55 - 12:15) PDF
(6.0MB)
質疑応答 (午前の部): 15分
昼 食 (12:30 - 13:30)
13:30 - 15:10 セッション3: 現業への活用2(災害、環境、資源) / 議長: 高木 方隆 (高知工科大学)
1) 奈佐原顕郎 (筑波大学): 砂防学に必要・有用な衛星センサーとは (13:30 - 13:50) PDF
(1.7MB)
2) 本嶋裕介 (国土地理院): 地球地図プロジェクトにおけるALOS画像の利活用と今後の展望 (13:50 - 14:10) PDF
(2.4MB)
3) 松岡真如 (高知大学): ALOSの光学センサを用いたパンシャープン処理 (14:10 - 14:30) PDF
(12.1MB)
4) 浮田甚郎 (新潟大学): 陸域観測衛星による気候変動研究への期待 (14:30 - 14:50) PDF
(2.0MB)
5) 矢島太郎 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構): 鉱物資源探査における光学センサデータの活用 (14:50 - 15:10) PDF
(2.6MB)
休 憩 (15:10 - 15:25)
15:25 - 17:05 セッション4: 新たな利用(研究、利用) / 議長: 奈佐原顕郎 (筑波大学)
1) 横矢直人 (東京大学大学院): 空間情報とスペクトル情報を最大活用する光学センサ融合 (15:25 - 15:45) PDF
(1.7MB)
2) 早川智洋 (PASCO): ALOS(だいち)の観測運用5年間の観測実績とALOS-2・3への利活用検討 (15:45 - 16:05) PDF
(1.7MB)
3) 向井田明 (RESTEC): ALOS光学センサの利用とALOS-3への期待 (16:05 - 16:25) PDF
(2.2MB)
4) 中野不二男 (京都大学): PRISM-2による高度差測定と簡易津波ハザード・ビューの作成 (16:25 - 16:45)  
5) 筒井 健 (NTTデータ): 陸域観測衛星の未来 - ALOSによる技術の継承と革新 - (16:45 - 17:05) PDF
(1.4MB)
17:05 - 17:35 セッション5: 全体議論 / 議長: 島田政信
次期陸域観測光学衛星に対する期待と要望  
17:40 閉 会

ポスター発表・展示

1) 斉藤元也 (東京工業大学・JAXA): 農業分野でのハイパースペクトルイメージングデータへの期待

2) 奈良間千之 (新潟大学):

  • ① ALOSデータを用いたブータン・ヒマラヤの氷河湖台帳の作成
  • ② ALOSデータによる中央アジア及び西ヒマラヤの氷河災害の現状

3) 株式会社パスコ

  • ① ALOSデータ高次付加価値製品のご提供
  • ② ALOSサイト及びALOSデータ検索・注文サイト「PEGASUS」のご紹介
  • ③ ALOS Archive Global Coverage
  • ④ ALOSデータのご紹介 〜PALSARによる桜島の定期観測〜

4) 酒井 徹(総合地球環境学研究所): PALSARを用いたシベリアにおける洪水モニタリング

5) 古屋 正人(北海道大学):

  • ① 西グリーンランドの溢流氷河の流動速度変化: 1992-2010
  • ② 西クンルン山脈における氷河サージの検出
  • ③ 南パタゴニア氷原の氷河流動速度の時空間変化

6) 清水 孝一(ICHARM・土木研究所): 衛星観測雨量を用いた海外における土砂災害の 危険度評価に関する可能性

7) 高橋 徹(大分工業高等専門学校): 小・中・高校生向け教育活動へのALOSデータ利用成果と、ALOS-3への期待