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2021年お知らせ

令和3年4月15日
宇宙航空研究開発機構
地球観測研究センター

環境情報提供システム(JPMAP):しきさい(GCOM-C)データ追加とAPI機能を付加しリニューアル公開!

JAXAは、公衆衛生分野での利用が想定される衛星プロダクトを時空間的に再処理し、任意の時間および場所(緯度経度、矩形、行政界が選択可能)の環境情報が取得できるオンラインシステム(JPMAP: Jaxa's Public-health Monitor and Analysis Platform)を開発・公開しています。降水量、日射量、地表面温度、エアロゾル光学的厚さ、正規化植生指標、土壌水分量、標高の閲覧および取得がウェブ上でできます。
本システムで提供している降水量や地表面温度などは、例えばマラリアやデング熱などの媒介生物の生息条件の推定に有効ですが、特に途上国では地上観測装置による環境情報の観測データが不足しております。JAXAではこのような感染症の流行リスク推定手法に関する研究を関連機関と共同で進めております。

サーバメンテナンスのため公開を一時的に停止しておりましたが、このたび、2021年3月31日に、新データ(しきさい(GCOM-C)データ)と新機能(API(Application Programming Interface)によるデータ提供)を付加し、リニューアル公開いたしました。追加されたデータ及び機能は次の通りです。

(1) 追加された新データ

以下の表のしきさい(GCOM-C)プロダクト(地表面温度、エアロゾル光学的厚さ、正規化植生指数)を追加しました。同様のMODISのデータも引き続き提供しているので、両方のデータを組み合わせた利用等、活用方法の拡大が期待されます。

表 追加プロダクト一覧

物理量センサ単位格子
サイズ
日毎8日毎月毎
地表面温度GCOM-C SGLI約5km昼間:2018年-現在
夜間:2018年-現在
昼間:2018年-現在
夜間:2018年-現在
昼間:2018年-現在
夜間:2018年-現在
エアロゾル光学的厚さ(Tau-a)GCOM-C SGLI-約5km2018年-現在2018年-現在2018年-現在
正規化植生指数GCOM-C SGLI-約5km2018年-現在2018年-現在2018年-現在

(2) 追加された新機能

これまで、画面上のユーザーIFを通して、csv形式のデータを提供していました。しかしながら、関心領域が複数にわたるユーザーも多く、マニュアルでの処理では限界があるため、APIによるデータ提供機能を実装・公開しました。
処理機能は従来通りのものを実装しました。具体的には、点検索API、矩形検索API、行政界検索API、行政界ID検索APIの4種類のAPIを整備しています。より詳細な内容・使い方は、以下のAPIリファレンスをご参照ください。

本機能をご利用いただくことで、関心領域が多い場合においてもデータ取得を自動化したり、定期的なデータ取得等、よりデータ取得・利用の手間を低減することができます。
今後も本システムの継続的・確実な運用及びさらなる利便性向上に努めてまいります。

本文ここまで。
画像:人工衛星の情報を掲載 サテライトナビゲーター
画像:衛星利用の情報を発信 衛星利用推進サイト
画像:衛星から見た地球のデータ集
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