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地球が見える 2006年

ドイツ、バイエルン州の州都:ミュンヘン

今回は、ワールドカップサッカーの開幕戦が行われるミュンヘンを紹介します。
図1 ミュンヘン周辺
図1は地球資源衛星1号(ふよう1号)の光学センサが1993年5月に捉えたミュンヘンの周辺です。人口は約130万人で、ベルリン(約340万人)、ハンブルク(約170万人)に次ぐドイル第三の都市です。図左下にアンメル湖とシュタルンベルク湖が、右上にシュパイヒ湖があり、イーザル川が図下から、右上に流れています。イーザル川はスイスのチロル地方に源を発し、ミュンヘン市街地のすぐ東側を流れて、やがてドナウ川に合流します。ミュンヘンの市街地は中央の灰紫色のところで、その北東に1992年5月に開港したミュンヘン空港(F.J.シュトラウス空港)が見えます。
ミュンヘンはアルプス山脈の北端から50 kmのバイエルン州南部の標高500 mの平原にあります。アルプス山脈を越えて吹き下ろす暖かい風はドイツ語でフェーンと呼ばれ、急激な気温上昇をもたらすことがあります。フェーン現象の「フェーン」はこの風に由来しています。

図2 ミュンヘンの拡大図
図2はミュンヘンの拡大図です。図の大半は薄い緑色や薄い茶色の畑地や牧草地で、図下中央に市街地があります。図中央に1972年夏のミュンヘン・オリンピックと1974年のワールドカップサッカーの主会場となったオリンピック・スタジアムが見えます。しかし、今年のワールドカップサッカーの会場となるのは、そこから北東へ8 kmほどの高速道路(アウトバーン)のインターチェンジのすぐ近くに新設されたサーカー専用のアリアンツ・アレーナ(ワールドカップサッカー開催中は、命名権が停止され、WMシュタディオン・ミュンヘンと呼ばれます。)です。 図右にシュパイヒ湖があり、イーザル川が図下から右上に流れています。
図右下に旧リーム空港が見えていますが、上記の新空港開港に伴って、その跡地に新ミュンヘン国際見本市会場が建設され、1998年2月にオープンしました。
図上にはシュライスハイム城とオリンピック・レガッタ・コースが見えています。シュライスハイム城は1180〜1918年にバイエルン公国(1806年以降はバイエルン王国)を統治したヴィッテルスバッハ家の夏の宮殿として18世紀に建てられました。図左下のニンフェンブルク城は17〜19世紀に建てられたヴィッテルスバッハ家の夏の宮殿で、宮殿を貫くように水路が東西方向に延びていて、西側には広大な庭園があることが分かります。

図3 ミュンヘン市街地
(Google Earthで見るミュンヘン (kmz形式、260KB、低解像度版))
  図3はミュンヘン市街地の拡大図です。図左上にはオリンピック・スタジアムを含むオリンピック公園が、図右上には英国庭園が見えています。
1789年から建設が始まった英国庭園は、広さが3.7 km2もあり、ニューヨークのセントラルパークよりも広く、市街地近くの公園としては、世界第一級の広さを誇っています。
図左下には毎年9月下旬から10月初めにかけて2週間にわたって(2006年は9月16 日から- 10月3日まで)開かれる世界最大のビールの祭典、オクトーバーフェストの会場となるテレージエンヴィーゼが見えています。これは、1810年10月12日にバイエルン王国の皇太子ルートヴィヒの結婚を記念して行われた騎馬レースが起源になっており、その会場は皇太子妃テレーゼにちなんでテレージエンヴィーゼ(テレーゼの芝地)と呼ばれています。
その北東側にはミュンヘン中央駅が黒っぽく見えています。ミュンヘン中央駅の東側には19世紀後半から20世紀初頭にかけて建てられた新市庁舎があり、等身大の人形を使った仕掛け時計が有名です。
新市庁舎のすぐ左上にあるフラウエン教会は二つのネギ坊主のような塔を持ち、ミュンヘンのシンボルとなっています。
新市庁舎の右上にあるレジデンツはヴィッテルスバッハ家の居城で14〜18世紀に建てられました。現在は博物館・宝物館となっており、バイエルン州立歌劇場が併設されています。レジデンツの北側にはホーフガルテン(王立庭園)が見えています。
イーザル川の中州(図右下)にあるドイツ博物館は世界最古で最大の科学博物館の一つです。
ミュンヘンは札幌と姉妹都市になっていますが、これは1972年の冬のオリンピックが札幌で、夏のオリンピックがミュンヘンで開催されたという縁に基づいています。



参照サイト:
ミュンヘン市の観光サイト
オクトーバーフェスト公式サイト(英語)

観測画像について:
(図1〜図3)
観測衛星: 地球資源衛星1号「ふよう1号」(JERS-1)
観測センサ: 可視近赤外放射計 (VNIR)
観測日時: 1993年5月9日(図1)、1993年5月9日(左側))及び1993年8月4日(右側)(図2及び図3)
地上分解能 18.3 m×24.2 m
地図投影法: UTM (ユニバーサル横メルカトール)
可視域のバンド2 (630〜690ナノメートル)、近赤外域のバンド3 (760〜860ナノメートル)、可視域のバンド1 (520〜600ナノメートル)の各バンドに赤、緑、青色を割り当てているので、いずれも肉眼で見た色に近い色付けで植生をやや強調した合成画像です。雲は白く、市街地は灰紫色に、森林は濃い緑色に、草地や畑地は薄い緑色に、水面(湖、池、川など)は黒く見えます。データのないところも黒く表現されています。

関連サイト:
衛星画像で見るサッカーワールドカップ会場
北海とバルト海を結ぶキール運河とハンブルク
壁で分断された都市:ベルリン(その2)
壁で分断された都市:ベルリン(その1)
地球が見える 陸地・地形

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画像:人工衛星の情報を掲載 サテライトナビゲーター
画像:衛星利用の情報を発信 衛星利用推進サイト
画像:衛星から見た地球のデータ集
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