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地球が見える 2003年

急速に融ける北極域の海氷

 
ADEOS-II/GLI 1km
R/G/B=13(678nm)/
19(865nm)/20(460nm) 
図 北極周辺の積雪と海氷の様子(2003年4-9月)

今年9月のトピックス 「2003 年4月の北半球の雪氷域」 で,GLI が捉えた春の北極海の広大な海氷域の様子をお伝えしましたが,その後,夏から初秋にかけて,海氷域が急速に融けていく様子をGLI が捉えました。

図は,GLI が捉えた4月から9月までの北極周辺の積雪や海氷の様子を1ヶ月ごとに示したものです(*注)。北極を真上から見た画像で、日本は画像右上に上下逆さに見えています。4月から6月にかけて大陸上の積雪域(画像で水色に見えている部分)が南から急速に融けて消失していく様子が分かります。また,9月にはアラスカ北部やシベリア北部に早くも新雪が積もり始めていることが分かります。一方,積雪域が融けるのに伴って,6月頃の画像から積雪層の下にあった海氷面(画像で紫色に見えている部分)が見え始め、7月には北極海全域にまで広がっている様子が見て取れます。その後8月から9月には,海氷自体が融け始め,特にアラスカやシベリアの北方では,海岸から数百km沖合いまで海氷がない海域が広がっていることが分かります。

近年,8月から9月における北極海海氷の面積や厚さが年々減少していることが指摘されており,地球温暖化現象との因果関係が研究者らによって調査されています。毎年9月には,南極上空のオゾンホールの大きさが地球環境の現状を表すものさしの一つとして報道されていますが,同じ時期に地球の反対側の北極海海氷の動向にも,今後注視し続けていく必要がありそうです。

(*注)  元々の分解能は1kmですが、図では10km毎のデータにまとめています。

本文ここまで。
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