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地球が見える 2003年

氷海を行く科学の船
−砕氷船で南極の海氷を観測−

(写真1) 砕氷船


2003年8月から9月にかけて、南極半島の西側、ベリングスハウゼン海で海氷観測が行われました。砕氷船(写真1)でチリの南に位置するプンタ・アレーナスの港を出港後、5日目(2003年8月21日)に海氷域に到達しました。

(図1) 海氷が海面を覆う割合(海氷密接度)
(図2) 拡大図


図1は海面が海氷に覆われている面積の割合を表した画像で、同日のAMSR-Eの観測により得られました。黒い部分が南極大陸で、その周りの海域で海氷の割合が大きいところは赤、割合が小さくなるにしたがって黄→緑→青と色付けされています。また、濃い青の部分は海氷のない海域です。図2は図1中の四角で囲った部分を拡大したもので、矢印は同日の午前10時から午後5時の間に砕氷船が移動した経路と方向を表しています。ちょうど、海氷が無い海域から海氷が分布する海域へと進んだことがわかります。

(写真2) グリース・アイス
(写真3) パンケーキ・アイス1
(写真4) パンケーキ・アイス2

写真2〜4は同日に砕氷船から撮影された海氷の写真です。はじめにグリース・アイス(Grease ice)と呼ばれるシャーベット状の氷が現れ(写真2)、それらが徐々に集まりながら成長したパンケーキ・アイス(Pancake ice,和名:はす葉氷)と呼ばれる板状の氷(写真3、4)が観測されました。

(写真5) 観測風景
(写真6) EORC中山研究員

今回の観測では、砕氷船で移動しながら海氷の分布を詳しく観測するとともに、実際に海氷の上で氷の厚さや雪の深さを測定しました(写真5)。これらの観測データは、AMSR、AMSR-E、GLIの各衛星画像の解析精度の検証に利用されるとともに、新しいアルゴリズム開発にも利用されます。
過去掲載の関連トピックス:

観測中に撮影したムービーをこちらから見ることができます

 

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