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地球が見える 2003年

南極海の海氷の変動


画像は、AMSR-Eで捉えた2002年と2003年の(南極の)真冬(8月上旬)における南極海の海氷の変動を示したものです。南極大陸の周りに濃い青と濃い赤が交互に連なる帯が見えますが、この帯は海氷域の周縁にあたり、その内側が海氷域です。このうち濃い青の部分は、2002年にはびっしりと氷に覆われていたが2003年には氷がまばらで比較的広く海面が見えるようになった海域を、濃い赤は、反対に2002年には氷がまばらで比較的広く海面が見えていたが2003年にはびっしりと氷に覆われるようになった海域を、それぞれ表しています。

EORCでは校正・検証計画の一環として、8月中旬から9月上旬まで研究員を南極半島のパーマー基地に派遣して周辺海域でのデータを取得しており、写真は氷厚を測定したり、サンプルを採取したりする様子を示しています。現地では昨年より気温が約10℃高く、写真に示すように海氷が少なめで海面がかなり見える状態になっており、画像においてパルマー基地の周辺が青色で示されている(輝度温度が低くなった)ことと合致しています。

画像はAMSR-Eで観測した6GHzの垂直偏波のデータを輝度温度に変換して2002年と2003年を比較したものです。輝度温度は物体の温度にその物体の放射率を掛けたものですが、海氷の放射率が1に近いのに対して、海水の放射率は0.3〜0.6程度と低いので、気温が高くて海氷が少なく海面が多く見えている場合には、輝度温度は低く見えます。

AMSR-Eは、NASDAが開発したAMSRの姉妹センサで、昨年(2002年)5月に打ち上げられた米国NASAの地球観測衛星Aquaに搭載されて、順調に観測を続けています。このため、昼夜・天候に関わらず毎日南極全域の画像が得られ、長期的な変動のモニターができるようになりました。

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