熱帯低気圧のほとんどは、緯度5度から20度付近の対流が活発な地域で発生します。この領域で孤立した積乱雲は組織化され, クラウドクラスターと呼ばれる数十kmから数百kmの雲の塊となり, やがて台風やハリケーンなどへ発達します。
2003年8月7日から10日にかけて日本列島を縦断し、全国各地に大きな被害を与えた台風10号(ETAU)の沖縄上空でとらえた観測画像です。