Pi-SAR-L2(パイ・サー)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のLバンドSARを搭載した航空機搭載合成開口レーダです。2012年からJAXAで運用しています。このサイトでは、日本国内のPi-SAR-L2観測データの全ブラウズ画像を公開いたします。どうぞご活用ください。
地球計測及び災害監視分野での研究を目的とする航空機搭載用L-バンド合成開口レーダシステムで1.76mという高い分解能でレーダ映像を取得できます。全偏波画像を取得できるポラリメトリ機能の他、航空機に搭載された同じ箇所を繰り返し飛行する機能を使用すれば測定対象の高度情報が得られるインターフェロメトリ機能を持ちます。
観測予定及びデータアーカイブは観測年月日毎に分かれています。観測予定は、次のフライトで観測が予定される地域を表示し、観測後データアーカイブに置き換えます。データアーカイブは、観測高度、速度、場所等の情報とHH偏波、HV偏波、VV偏波を赤、緑、青に割り当てて合成したスラントレンジブラウズ画像を表示しています。
[2015/12/11 更新] Google Earth APIの提供終了にともない、ブラウズ画像の表示方法をGoogle Earthでの表示から静止画での表示に変更しました。なお、KMLファイルのダウンロードはこれまで通り可能です。
当ウェブサイトで公開しているのはPi-SAR-L2ブラウズデータ集です。画像は、JAXA/EORCのSIGMA-SARプロセッサーを用いて作成し、HH偏波に赤、HV偏波に緑、VV偏波に青の色付けをしたRGB合成画像としております。 掲載している画像は全て分解能を落とし、JPEGで保存しています。