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光学センサーのバンド 光学センサーを利用したカラー合成 データ形式 Adobe Photoshopを利用した画像合成 ダウンロード

光学センサーのバンド

 地球観測衛星に搭載されているセンサーは、大きく「光学センサー」と「マイクロ波センサー」の二つに分ける事ができます。
 ここでは、カラー合成画像を作りやすい「光学センサー」について簡単に説明します。なお、「リモートセンシング基礎講座」や「地球観測ってなに?」には、より詳しい説明が掲載されていますので、合わせてご覧になることをお勧めします。

 光学センサーを一言で言い表すなら、高性能なデジタルカメラです。実際、皆さんがお使いのデジタルカメラとほぼ同等のCCD素子を束ねたものが、光学センサーの心臓部です。光学センサーを「望遠鏡」と表現している書物などもありますが、これは、集光部に望遠鏡と同じく「レンズ」が使われていることに起因しており、この点でも通常のデジタルカメラと同じだと言えます。

 では逆に、通常のデジタルカメラと光学センサーの違いは何でしょう?

 デジタルカメラは、全てのCCD素子を使って、私たちの目に見えるもの、つまり「可視光線」を捉えるように作られています。一方、衛星に搭載された光学センサーは、可視光線はもちろんのこと、近赤外線や赤外線(熱バンドと呼ばれることもあります。一部の爬虫類はこの波長帯を捉える能力を有します)など、私たちの視覚では捉えきれない波長までも観測できるのです。
 光学センサーは、一つの機器で複数の波長帯を同時に観測します。それぞれの波長帯毎に「バンド」という単位で分けられていて、全ての光学センサーは、このバンドを少なくとも三種類以上もっています。衛星データを利用する研究者の方などは、必要に応じて複数のバンドを組み合わせて利用しているのです。
 このコーナ−では、これらのバンドを組み合わせて「カラー合成画像」を作る方法についてご紹介します。どのバンドを利用して、どういう手法で画像を作成するのかは、次の「光学センサーを利用したカラー合成」の章をご覧いただきたいのですが、この章で知っていただきたいのは、「光学センサーは複数のバンドによって構成されており、それぞれのバンドはある決まった波長帯のみを捉えるように作られている」という点です。


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