ページの先頭です。
本文へジャンプする。
ここからサイト内共通メニューです。
サイト内共通メニューを読み飛ばす。
サイト内共通メニューここまで。
ここから本文です。

地球が見える 2019年

記録的な日照不足が続いた今年の関東地方

今年の7月は本格的な梅雨空が続いたため、関東地方を中心に記録的な日照不足になっており、野菜などの農作物への影響が懸念されています。気候変動観測衛星「しきさい」および気象衛星「ひまわり8号」による観測データからも、昨年に比べて今年の日射量が少なくなっている様子が分かりました。

図1は、「しきさい」による2018年(左)と2019年(右)の7月上旬(1日から10日までの10日間)で平均した日本周辺域の光合成有効放射(地表に到達する日射の内、植物の光合成に使われる波長域を積算したもの。単位Ein/m2/day)の空間分布を示しています。今年の関東周辺の光合成有効放射は、去年と比べて半分程度に小さくなっていることが分かります。

気候変動観測衛星「しきさい」による2018年の7月上旬(1日から10日までの10日間)平均の光合成有効放射

気候変動観測衛星「しきさい」による2019年の7月上旬(1日から10日までの10日間)平均の光合成有効放射

図1 気候変動観測衛星「しきさい」による2018年(左)2019年(右)の7月上旬(1日から10日までの10日間)平均の光合成有効放射(単位Ein/m2/day)。

図2は、2015年から2019年まで5年間のひまわり8号の観測データから作成した7月上旬(1日から10日までの10日間の平均)の日本周辺域の日射量(右下:5年間の平均値。単位W/2)および各年の日射量と5年間平均値との比の空間分布を示しています。2019年の関東地方は、過去5年間の平均値に比べても半分程度になっており、関東をはじめとする太平洋側の今年の日射量の少なさがよくわかります。

このような年ごとの日射量の変動は、野菜などの農産物の生育状況や、太陽光発電などの再生エネルギーの発電量とも密接に関係しており、今後も注意深く監視していく必要があります。また、長くつづいた梅雨が終われば、猛暑の日本が戻ってくるかもしれません。昨年8月1日に日本列島が酷暑に襲われたことは記憶に新しいところです。JAXA/EORCでは、今後もひきつづき日本周辺域の日照環境の監視を続けていきます。

なお、しきさいによる日本周辺域の観測画像は地球環境監視Web「JASMES SGLI準リアルタイム」で公開しております。また、ひまわりによる観測画像も「JAXAひまわりモニタ」で公開しております。

観測画像について

画像:観測画像について


図1

観測衛星 気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)
観測センサ 多波長光学放射計(SGLI)
観測日時 2018年7月1日~10日(左)
2019年7月1日~10日(右)

図2

観測衛星 静止気象衛星ひまわり8号
観測センサ 可視赤外放射計(AHI)
観測日時 2015年~2019年7月1日~10日

関連リンク

本文ここまで。
画像:ロケットの情報を掲載 ロケットナビゲーター
画像:人工衛星の情報を掲載 サテライトナビゲーター
画像:衛星利用の情報を発信 衛星利用推進サイト
画像:ページTOP

データ提供

リモートセンシングとは