地球が見える 2014年
参考:衛星搭載降水レーダ(二周波降水レーダ:DPR)
DPRはKu帯(13.6GHz)降水レーダ(KuPR)と Ka帯(35.5GHz)降水レーダ(KaPR)の 2台のレーダで構成されています。高感度化を目的としたKaPRは、KuPRでは測れない弱い雨や雪の検出に有効であり、強い雨の検出が可能なKuPRと同時に観測することによって、熱帯の強い雨から高緯度の弱い降雪までの降水量を高精度で観測することができるようになります。DPRの主要諸元を表に示します。DPRは降水システムの詳細観測を目的とし、同じくGPM主衛星に搭載されている米国が開発したGPMマイクロ波放射計GMIとともに、GPM計画全体の中心となる校正源として機能します。 (主要諸元)
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