ブッシュファイヤは、雷などによる自然発火のほか、人間の不注意による出火や、原住民が土地を利用する際に植物を焼き払うためのものなど、様々な原因で起こります。この地に暮らす人間や動植物は、長い間に、野火に適応したライフサイクルを築いてきました。野火の頻度や規模は、現地の生態系に大きな影響を与えるため、オーストラリアの研究機関CSIRO (http://www.bbm.csiro.au/)や、NT Bushfire Council (http://www.nt.gov.au/ipe/bfc/)などでは、野火の燃焼のコントロール、現地の生態系への影響などについての研究が活発に行われています。