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地球が見える 2003年

台風一過の日本列島

図1


大型の台風10号(アータウ)は、8月8日午後9時半ごろ高知県室戸市付近に上陸し、近畿・北陸・東北地方を通過して北海道襟裳岬付近に再上陸、10日午前6時ごろ千島近海に抜けて温帯低気圧に変わりました。図1は、台風一過の日本列島をGLIが2003年8月10日に観測したものです。この台風は、強い雨を伴って各地に被害をもたらしましたが、このGLI画像でその影響を見ることができます。

図2 図3 図4


図1の四国から紀伊半島付近を拡大したものが図2、東海地方の伊勢湾付近を拡大したものが図3、駿河湾付近を拡大したものが図4です。徳島県や高知県の一部では、8月7日から10日までの4日間で600mm超の総降水量を記録しましたが、このため吉野川が増水して大量の土砂が流され、河口付近の海が濁っている様子がわかります。紀伊半島でも、紀ノ川や熊野川から大量の土砂が流出しています(図2)。また東海地方でも、伊勢湾へ注ぐ木曽川や長良川(図3)、天竜川や大井川などの川(図4)から土砂が流出している様子がわかります。

図5

図5は、台風10号が室戸市に上陸する約5時間前の8月8日午後4時頃に、熱帯降雨観測衛星(TRMM)が近畿から中国・四国地方を観測した画像です。TRMMに搭載された可視赤外観測装置(VIRS)で観測した雲画像に、同じくTRMMに搭載された降雨レーダ(PR)で観測した地表付近の雨の強さを示した画像を重ねたものです。PRによる雨の強さは、赤い範囲が強く、青い範囲は弱いことを表しています。雨のもととなる湿った空気が台風から流れ込み、四国山地や紀伊山地にぶつかって、南東側の斜面で強い雨を降らせていたことがわかります。なお、TRMMプロジェクトはNASAと日本の共同プロジェクトです。

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