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地球が見える 2003年

アンデス山脈とグランチャコ
−乾燥した高山と大草原−


画像は、GLIが2003年4月7日に観測した南アメリカ大陸中央部です。画像中央に縦長に伸びている茶色っぽい部分がペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンを縦断する乾燥したアンデス山脈の高山地帯、その東側の黄緑色に見える部分が、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンにまたがる大草原グランチャコです。山脈の西側には太平洋が目の前に迫っています。

アンデス山脈は全長約8,000kmに及ぶ世界最長の山脈で、画像はその中部に当たり、標高6,000m級の火山が連なっています。白く見えるのは雲ですが、山脈を避けるように低層に分布しています。これはアンデス山脈を越えられないためと考えられます。

南緯15°西経70°付近に黒く見えるのは、チチカカ湖です。湖面の標高は3,812mで、大型船が航行できる湖としては最も高いところにある湖です。この湖の南の薄い水色に見えているのは、世界最大のウユニ塩湖です。大きさはおよそ100km×120kmあり、雨期(11月〜3月)には浅く水が張るものの、乾季には干上がって、食塩の採取(切り出し)が行われます。乾燥した状態であれば白く見えるはずですが、薄い水色に見えているので、やや湿った状態のようです。これら、チチカカ湖とウユニ塩湖を含む一帯は、アルティプラノ高原と呼ばれ、東側と西側を標高6,000m級の山脈に挟まれた盆地になっています。

画像右下の黒い部分はチキタ湖で、その東には、パラナ川が見えています。この地域では、今年の2〜4月に例年の倍以上の雨が降り、10年ぶりの大洪水が起きたそうですが、地図と比べると画像のチキタ湖は3倍くらい大きく、パラナ川やその支流は川幅がより広く見えており、上記の報道に符合し冠水状況を把握できます。

この画像の色付けは、赤外光から赤色光までの、1240ナノメートル (チャンネル26) 、865ナノメートル (チャンネル19) および 678ナノメートル (チャンネル13) をそれぞれ、赤、緑、青に割り当てて色合成をしています。
本文ここまで。
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