TRMMはこの日、午後4時頃と午後5時半頃(ともに日本時間)に西日本を2回観測しました。2回の観測図を比べると、対流性の強い雨域(赤系の色で示された領域)が南北のライン状に伸び、その位置が時間とともに西から東に移動していったことがわかります。降雨の高さは高いところでも8km程度とそれほど高くはありませんが、広島県で土砂崩れが起こるなど非常に激しい雨が降りました。