アルゴリズムの出力例 |
図 は、1997 年12 月21 日にPR により観測されたアルゼンチン北部からウルグアイにかけての降雨の鉛直構造であり、それぞれアルゴリズム1B21、1C21、2A25 の出力例である。横軸はTRMM の飛行方向に沿った距離であり、相対的なスキャン番号(1 スキャン時間は4.3 km に相当)で表現されている。縦軸は衛星との相対距離で、レンジビン番号(1 レンジビンの長さは250 m に相当)で表示されている。
1B21 の出力は受信電力値、1C21 の出力は未補正のレーダ反射因子、2A25 は降雨減衰の補正を施したレーダ反射因子ならびにこれに基づく降雨強度(図の例では降雨強度を表示)である。このようにして、瞬時視野内の降雨散乱体積毎の受信電力、レーダ反射因子、降雨強度が順次求められる。
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1B21 : PR 受信電力 |
E(受信電力:dBm)∝D3(D=雨滴の粒径:mm)
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1C21 : レーダ反射因子(Z因子) |
Z(Z因子:dBZ)∝SD6(mm6/m3)
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2A25 : 降雨プロファイル |
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