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「だいち2号」による鹿児島県口永良部島新岳火山の観測結果について

宇宙航空研究開発機構 (以下、JAXA) は、2014年8月7日00時38分頃(日本標準時刻)、陸域観測技術衛星「だいち2号」(ALOS-2) 搭載のLバンド合成開口レーダ (PALSAR-2;パルサー2) を用いて、鹿児島県口永良部島新岳(くちのえらぶじましんだけ)火山の観測を行いました。

図1に今回のPALSAR-2による観測範囲 (赤枠) と「だいち2号」の軌道 (青線) を示します。

図2は口永良部島をPALSAR-2の高分解能[3m]モード (1偏波) で観測した画像です。図中の○印は、今回噴火のあった口永良部島新岳です。
図1: 観測領域(鹿児島県口永良部島)と衛星の軌道
図1: 観測領域(鹿児島県口永良部島)と衛星の軌道
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図2: 口永良部島の火山噴火後画像
図2: 口永良部島の火山噴火後画像
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図3は、今回の「だいち2号」PALSAR-2による観測画像 (オフナディア角53.3度) と2006年9月17日に「だいち」搭載のPALSARによる観測画像 (オフナディア角41.5度) をそれぞれ示しています。両画像はともにオルソ補正をしたものです。図中の○印は、噴火があった口永良部島新岳を示しています。
図3: 口永良部島の火山噴火前後の画像 左:「だいち2号」PALSAR-2での観測画像 (HH偏波)
図3: 口永良部島の火山噴火前後の画像
「だいち2号」PALSAR-2での観測画像 (HH偏波)
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図3: 口永良部島の火山噴火前後の画像 右:「だいち」PALSARでの観測画像 (HH偏波)
図3: 口永良部島の火山噴火前後の画像
「だいち」PALSARでの観測画像 (HH偏波)
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観測されたPALSAR-2画像は国内防災関連機関へ提供しました。今後も継続的に口永良部島の様子を観測していきます。

JAXA EORC