ALOS / AVNIR-2 観測プロダクト

ALOS / AVNIR-2 観測プロダクト

1. 概要

宇宙航空研究開発機構では、2006年から2011年にかけて運用されたALOS / AVNIR-2 のデータについて、シーン単位のL1B1,L1B2プロダクトとしての公開を開始しました。

ALOS / AVNIR-2 の概要については、こちらからご覧いただけます。

2. プロダクト種類

AVNIR-2 L1B1,L1B2プロダクトは以下の処理オプションで作成されています
処理オプション L1B1 L1B2
使用軌道データ精度 使用可能な最も精度の良いもの 使用可能な最も精度の良いもの
使用姿勢データ精度 使用可能な最も精度の良いもの 使用可能な最も精度の良いもの
リサンプリング法 Cubic Convolution
フレーミング Geo-Reference
地図投影法 UTM:-84≦シーン中心緯度≦84
Polar Stereo:UTM の範囲外の場合
UTM ゾーン番号
*地図投影法がUTMの時
ゾーン1から60、デフォルトはシーン中心のゾーン番号に対応
PS投影パラメータ
*地図投影法がPSの時
緯度が正の数のとき 90.0度
緯度が負の数のとき -90.0度
PS基準経度はシーン中心経度
地図の向き
(Geo-Referenceのため指定しない)
フォーマット CEOS GeoTIFF
ピクセルスペーシング 10m
シーンシフト(* 1) +3 +3
* 1:PRISM 直下視プロダクトとシーンを合わせるため、一律+3 を指定する。
シーンサイズ及び定義については、以下のページにある「ALOS処理プロダクトフォーマット説明書 AVNIR-2編 J改訂版」を参照ください。

3. データ利用方法

現在、L1B1およびL1B2プロダクトは以下のプラットフォームから公開されています。
各プラットフォームにおけるデータの利用方法は、それぞれのサイトをご参照ください。

*1 データ検索の際に雲量によるフィルタリングを行うことが可能です。設定方法はこちらをご確認ください。

4. 利用条件

本データは 3.データ利用方法 で紹介した各プラットフォームにおける利用条件、及び以下G-Portal利用規約「7. G-Portal提供データの利用条件」に同意の下、どなたでも無償でご利用になれます。
https://gportal.jaxa.jp/gpr/index/eula?lang=jp


本ページで紹介のデータを利用する際には、JAXAが配布者であることが分かるよう、出所表示(JAXA)してください。

利用者が研究データ等を用いて二次的著作物を作成し、第三者へ配布(公表含む)する場合についても、JAXAが原初データの配布者である旨の表示が必要です。

提供元表示の例:
「本論文に使用したデータは、JAXAの無償公開データを利用しました。」
「本製品に使用したデータは、無償公開データ(宇宙航空研究開発機構)より提供を受けました。」
「提供:JAXA」
「提供:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構」

本データを用いた成果を公表される場合(論文等)には、差し支えなければJAXA(5.に記載の連絡先)に連絡を頂けると幸いです。

GDPRへの対応方針についてはこちらをご確認ください。

5. 連絡先

本データに関するご質問やご要望は、下記までご連絡ください。

宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター ALOS-2/ALOS利用研究グループ

E-mail: aprojectjaxa.jp

お問い合わせは英語または日本語でお願いします。