データセット

高解像度森林地上部の炭素蓄積量・バイオマス・材積・樹高

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1. 概要

宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 地球観測研究センター (EORC) では「第3回地球観測研究公募」による共同研究「人工衛星データを用いた森林地上部バイオマス推定」(代表:北海道大学大学院農学研究院 加藤知道教授)の研究成果*として、日本全国の森林地上部炭素蓄積量(=バイオマス)マップを公開します。
本研究では、JAXAの「だいち2号」(ALOS-2)、欧州宇宙機関の光学衛星Sentinel-2等の衛星データと航空機レーザ測量による森林地上部バイオマス測定データを機械学習によってモデルを構築し、高解像度でのマップを作成しました。今回作成された森林地上部炭素蓄積量マップは、森林地上部バイオマス、材積、樹高とともに本サイトより公開し、どなたでも任意の地域の森林地上部炭素蓄積量を確認することができます。今後、更なる高精度化や複数時期におけるマップ作成、国外を対象としたマップの作成などを進めていく予定です。

2. 公開データ詳細

対象期間 2016年から2022年
座標系 等緯度経度座標系 (WGS84)
格納単位 緯度経度1度単位のグリッドタイル, 12,000ピクセル×12,000ライン
メッシュサイズ (1/12,000)度 × (1/12,000)度 (およそ10m x 10mに相当)
ファイル構成[単位](データ型) ・AGB : 地上バイオマス [Mg/ha](Int16)
・Volume : 体積 [m^3/ha](Int16)
・Carbon_Stock_BF : 炭素密度_広葉樹 [Mg C/ha](Int16)
・Carbon_Stock_NF : 炭素密度_針葉樹) [Mg C/ha](Int16)
・Height : 森林の高さ [m](Byte)
格納形式 GeoTIFF形式
ファイル命名規則 上記ファイル名の先頭に1度タイルの左下の緯度経度の値を命名
(例)N36E136_Volume.tif
ファイル数 1プロダクトにつき90ファイル
* Carbon_Stock_NFのみ89ファイル(N30E130データなし)
使用したデータ 衛星画像:ALOS-2/PALSAR-2,Sentinel-2,SRTM
トレーニングデータ:現地データより校正した航空機ライダー
森林マスク:JAXA HRLULC 21.03

公開に関する詳細は下記のサイトをご参照下さい。

3. データのダウンロード方法

本データセットをダウンロードするためには、下記URLにアクセスしユーザ登録を行っていただく必要がございます。登録にはメールアドレスが必要です。

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4. 利用規約

本データセットは、利用条件等への同意のもと、どなたでも無償でご利用いただけます。
利用条件はこちらをご覧ください。

商業利用目的でご利用希望の方は「6.連絡先」の窓口までお問い合わせください。

5. 利用上のご注意

(1)データの解凍について

ダウンロードしたファイルは、zip形式で一つのファイルに圧縮しているものもあり、この解凍にはソフトウェアが必要な場合があります。無償で公開しているソフトウェアとして、例えば、7-Zipなどがあります。

(2)データの表示・利用について

本プロダクトはGeoTIFF形式になっており、表示・利用のためには画像処理やリモートセンシング、GISなどのソフトウェアが必要になります。

6. 連絡先

宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター ALOS利用研究プロジェクト担当

E-mail: aprojectjaxa.jp

〒305-8505 茨城県つくば市千現2-1-1

お問い合わせの前に、よくあるご質問ページもご参照ください。
お問い合わせは英語または日本語でお願いします。

* 参考文献