関連会議・研究公募

ALOS-2 / 3 ワークショップ - プログラムと会議終了について -

ALOS-2 / 3 ワークショップ 参加者の皆様

平成22年3月25、26両日にわたって開催したALOS-2/3ワークショップでは、両日ともに100名超の参加者を迎え、「だいち」に続く将来の高分解能地球観測衛星への期待と得られる成果、望ましい運用についてのご意見をいただくことができました。平成21年4月より継続して行っております本ワークショップでは、回を重ねるたびに、センサ/衛星と利用/解析のより密な連携が形成されており、これまで以上に"使える衛星システムの構築"のための意見交換がなされているものと感じております。JAXAでは皆様方の、そして利用者側のご意見が、たとえ細かいレベルのものであっても、衛星、センサ開発に反映されるよう、このワークショップを年2回の頻度で開催することを考えております。開催から、1ヶ月ほどたってしまいましたが、当日発表に使用された資料、会議のサマリをここに公開いたします。

改めて、本ワークショップへの御参加ありがとうございました。

ワークショップオーガナイザー: 島田政信

ALOS-2 / 3 ワークショップ

秋葉原コンベンションセンター 、ホール (2F)
第1日目: ALOS-3ワークショップ 3月25日(木) 10:00~17:30
ALOS-3 ワークショップ サマリー (PDF形式 / 144KB) PDF File
(敬称略)
10:00 - 10:10 挨拶 (道浦俊夫執行役)
10:10 - 10:20 前ワークショップのサマリ等 (島田政信)
10:20 - 11:05 セッション1: ALOS-3について / 議長 (島田政信、大沢右二)
1) 大沢右二 (JAXA): ALOS-3の研究状況 (10:20 - 10:35) PDF File(473KB)
2) 片山晴善 (JAXA): 地域ごとの時間による被雲率の違いについて (10:35 - 10:50) PDF File(2.7MB)
3) 大木永光 (JAROS): ハイパースペクトルセンサーの開発状況について (10:50 - 11:05) PDF File(344KB)
11:05 - 12:25 セッション2: 現業への活用2(農業、森林、環境) / 議長: 石塚直樹 (農業環境技術研究所)、加藤正人 (信州大学)
1) 加藤正人 (信州大学): 森林分野におけるALOS衛星への期待 -教育・研究・社会貢献- (11:05 - 11:20) PDF File(2.9MB)
2) 野々村敦子 (香川大学): ALOS/AVNIR-2およびPRISMデータを用いた竹林分布抽出手法の検討 (11:20 - 11:35) PDF File(760KB)
3) 野川観清 (農林水産省): 水稲共済における衛星画像の本格運用に向けた国産衛星に対する期待 (11:35 - 11:50) PDF File(644KB)
4) 石塚直樹 (農業環境技術研究所): 農業行政分野における活用・検討事例および要望 (11:50 - 12:05) PDF File(1.3MB)
n) まとめ (12:05 - 12:25)
昼 食 (12:25 - 13:25)
13:25 - 14:45 セッション3: 新たな利用(研究、利用) / 議長: 奈佐原顕郎 (筑波大学)
1) 石井励一郎 (JAMSTEC): 生物多様性のリモートセンシング (13:25 - 13:40) PDF File(3.1MB)
2) 横山隆三 (岩手大学地域連携推進センター): ALOS光学センサの地域利用事例とALOS-3への要望 ~~ ①産廃監視、②災害把握、③防災対策、④地形観察 ~~ (13:40 - 13:55) PDF File(1.5MB)
3) 鹿志村修 (ERSDAC): ハイパースペクトルデータ等の高度利用に係る研究開発プロジェクト (13:55 - 14:10) PDF File(4.9MB)
4) 大串文誉 (ITT VIS): データフォーマットとデータ配信について (14:10 - 14:25) PDF File(2.7MB)
n) まとめ (14:25 - 14:45)
休 憩 (14:45 - 15:00)
15:00 - 16:50 セッション4: 現業への活用1(地図作成、GIS、災害) / 議長: 小荒井衛 (国土地理院)、島村秀樹 (パスコ)
1) 小荒井衛 (国土地理院): 災害状況把握に必要な光学センサの要件について (15:00 - 15:15) PDF File(6.0MB)
2) 麻生紀子 (JAXA): JAXA防災利用実証活動における光学画像の利用について (15:15 - 15:30) PDF File(4.0MB)
3) 清水孝一 (国土技術政策総合研究所): 土砂災害発生時の緊急対応の可能性について (15:30 - 15:45) PDF File(2.0MB)
4) 長谷川裕之 (文部科学省): 光学画像を利用した活断層基本図の作成について (15:45 - 16:00) PDF File(4.2MB)
5) 佐藤浩 (国土地理院)、八木浩司(山形大学): PRISM画像から判読したハイチ地震の斜面崩壊について (16:00 - 16:15) PDF File(3.0MB)
6) 竹田宏之 (RESTEC): ALOS光学センサデータの利用形態からみたALOS-3への期待 (16:15 - 16:30) PDF File(3.1MB)
n) まとめ (16:30 - 16:50)
16:50 - 17:30 セッション5: 全体まとめ

第2日目:ALOS-2ワークショップ 3月26日(金) 10:00~18:15

ALOS-2 ワークショップ サマリー (PDF形式 / 133KB) PDF File
(敬称略)
10:00 - 10:10 挨拶 (道浦俊夫執行役)
10:10 - 10:20 前ワークショップのサマリ等 (島田政信)
10:20 - 11:20 セッション1: ALOS-2計画について / 議長 (島田政信、大沢右二)
1) 大沢右二 (JAXA): ALOS-2の開発状況 (10:20 - 10:35) PDF File(400KB)
2) 勘角幸弘 (JAXA): 陸域観測技術衛星2号(ALOS-2) LバンドSARについて (10:35 - 10:50) PDF File(392KB)
3) 鈴木新一 (JAXA): ALOS-2の観測運用 (10:50 - 11:05) PDF File(508KB)
4) 片山晴善 (JAXA): 地球観測用小型赤外カメラ(CIRC)の開発について (11:05 - 11:20) PDF File(1.5MB)
11:20 - 13:45 セッション2: 地震・火山セッション / 議長: 村上亮 (北海道大学)、飛田幹男 (国土地理院)
1) 小澤拓 (防災科学技術研究所): 地震・火山に関する地殻変動検出を目的としたALOS-2の活用 (11:20 - 11:35) PDF File(2.3MB)
2) 橋本学 (京都大学防災研究所): ALOS2による海溝型地震研究進展への期待:時系列解析とScanSAR干渉法 (11:35 - 11:50) PDF File(11.2MB)
3) 奥山哲 (北海道大学): ALOS/PALSARにより観測された十勝岳62-II火口周辺の地殻変動 (11:50 - 12:05) PDF File(14.3MB)
昼 食 (12:05 - 13:00)
4) 宮城洋介 (JAXA): ALOS/PALSARデータを使った,海溝型地震に対する中期予測~2007,2010年ソロモン諸島地震~ (13:00 - 13:15) PDF File(5.4MB)
5) 小林知勝 (国土地理院): ALOS/PALSARを用いた地殻変動観測 - ALOS-2への期待 - (13:15 - 13:30) PDF File(2.6MB)
6) 飛田幹男 (国土地理院): 地震・火山観測に有効なSAR観測 (13:30 - 13:45) PDF File(6.8MB)
13:45 - 14:30 セッション3:新たな利用セッション / 議長: 佐藤源之 (東北大学)、山口芳雄 (新潟大学)
1) 有井基文 (三菱スペース・ソフトウェア): ALOSシリーズによる海上サーベイランス (13:45 - 14:00) PDF File(2.0MB)
2) 古屋正人、安田貴俊 (北海道大学): チベット北西部での地震と山岳氷河流動の観測 (14:00 - 14:15) PDF File(1.1MB)
3) CHEN Jiong (東北大学): Faraday Angle of PALSAR Data in Sendai Area (14:15 - 14:30) PDF File(1.2MB)
14:30 - 15:15 セッション4: 水害・地滑り・災害セッション / 議長: 大村誠 (高知女子大学)、西川肇 (日本大学)
1)渡邉学 (東北大学): フルポーラリメトリLバンドSARデータを用いた水害域、土砂災害域検出 (14:30 - 14:45) PDF File(2.2MB)
2)鈴木啓 (国土地理院): ALOS/PALSARを用いた地盤沈下・地すべり監視 - ALOS-2への期待 - (14:45 - 15:00) PDF File(7.7MB)
休 憩 (15:15 - 15:30)
15:30 - 17:15 セッション5: 森林、農業セッション / 議長: 斉藤元也 (東北大学大学院)、小熊宏之 (国立環境研究所)
1) 落合治 (JAXA): GEO Forest Carbon Tracking (15:30 - 15:45) PDF File(2.2MB)
2) 山田康晴 (農研機構農村工学研究所): 農業農村地域の防災・活性化と衛星データ利用の裾野拡大に向けた取り組み (15:45 - 16:00)  
3) Ake Rosenqvist (K&C Science Team): Science requirements for ALOS-2 for global forest and wetlands monitoring (16:00 - 16:15) PDF File(681KB)
4) 松本正芳 (東北大学): 水田における偏波散乱の周波数解析 (16:15 - 16:30) PDF File(3.7MB)
5) 米澤千夏 (東北大学): フルポラリメトリックSARの農業利用への期待 (16:30 - 16:45) PDF File(2.6MB)
6) 石塚直樹 (農業環境技術研究所): 根釧地域の飼料用トウモロコシ圃場の特定 (16:45 - 17:00) PDF File(3.3MB)
7) 有井基文 (三菱スペース・ソフトウェア): ALOS-2を用いた植生分類に関する一考察 (17:00 - 17:15) PDF File(1.4MB)
17:15 - 17:30 セッション6: 資源セッション / 議長: 加藤雅胤 (ERSDAC)
1) 河合雅己 (ERSDAC): ALOS/PALSARデータによる資源探査への利用 (17:15 - 17:30) PDF File(3.2MB)
17:30 - 18:15 セッション7: 全体議論 / 議長: 島田政信
1) ALOS-2の運用について - 運用計画 - 望ましいモードについて
2) データフォーマットについて