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陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)が観測した富士山・伊豆半島

図1は、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)に搭載されたフェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)によって、衛星が豊後水道上空を南から北に抜ける平成18年2月15日の夜間(22時16分頃)に、PALSARから右下41.5度方向を約1000kmの距離で観測した夜間画像です。

(a)は、富士山から伊豆半島にかけての全体図((b):幅70km×長さ140km)を、国土地理院の国土数値情報を用いて鳥瞰図表示したものです。(c)の富士山山頂の拡大画像では、山頂付近から西側に見られる大沢崩やその他の地形構造が細かく捕らえられています。

PALSARはマイクロ波を用いた合成開口レーダーで、天候、昼夜の別なく観測できます。本画像も夜間観測で得られたもので、当地は小雨ぱらつく気象条件でしたが、PALSARでは良好な画像を得ることができました。
図1:陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)が観測した富士山・伊豆半島

図1:陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)が観測した富士山・伊豆半島 (a)
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図1:陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)が観測した富士山・伊豆半島

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図1:陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)が観測した富士山・伊豆半島

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図2は、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のフェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)によって、平成18年2月15日の夜間(22時16分頃)に観測された静岡市の画像です。画像域の東(右)寄りに清水港と羽衣伝説で有名な三保半島が見え、中央には日本平と呼ばれる丘陵が広がり、その西(左)側の平野部に静岡市の中心が位置しています。画像域の西端近くに縦に黒々と続く川は安倍川で、その東側に並行して北(上)から南(下)に張り出す丘陵に沿ってフォッサマグナの西端を区切る断層、糸魚川-静岡線が走っています。

合成開口レーダ画像では、山地等の起伏の変化が激しいところは明暗のコントラストが明瞭な縞として表現され、市街地は人工的な垂直/水平面が生じる強く変化の激しい後方散乱により細かなモザイク状の部分として表現されます。 このように天候や昼夜に影響されず大地を観測できることが合成開口レーダの特長です。
図2:陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)で見た夜間の静岡市周辺

図2:陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)で見た夜間の静岡市周辺
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©METI, JAXA EORC