防災・災害

陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)によるニュージーランド地震の緊急観測結果

2009年7月15日午後6時22分(日本時間、以下同じ)頃、ニュージーランド南島沖で地震が発生しました(震央:45.75°S, 166.58°E、マグニチュード: 7.6)。宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)では7月16日午前8時31分頃に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載の高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)による現地の観測を実施しました。
図1: 2009年7月16日に取得したアブニール・ツー画像
図1: 2009年7月16日に取得したアブニール・ツー画像(クリックで拡大画像へ) 取得日時: 2009年7月16日 午前8時31分頃(日本時間) ポインティング角度: 44.0° 緑枠: 図2の範囲
図2は、震央付近約40km×50kmの範囲を切り出したものです。左が地震後の2009年7月16日に観測した画像、右が地震前の2007年7月9日の画像です。これらのデータを比較しましたが、土砂崩れ等の被害は見つかりませんでした。また、地震による影響であるかは不明ですが、震央から半島を隔てて南側の湾内が濁っている様子が見られました。
図2: 震央付近の切出し画像(それぞれ約40km×50km、地震後の画像中の星印は震央)
図2: 震央付近の切出し画像(それぞれ約40km×50km、地震後の画像中の星印は震央) 左: 地震後(2009年7月16日観測)、右: 地震前(2007年7月9日観測) (クリックで拡大画像へ)
なお、JAXAでは今後も当該地域を継続して観測する予定です。
©JAXA EORC