データセット

ALOS全球数値地表モデル (DSM) "ALOS World 3D - 30m (AW3D30)"

  • 黒色は雲や雪氷などによる欠損、白色はタイルがない場所です。
  • 本ウェブサイトからは最新版(第3.2版・第3.1版)がダウンロードできます。

1. 概要

本データセットは、陸域観測技術衛星「ALOS」搭載の光学センサ・パンクロマチック立体視センサ(PRISM)による解像度30m相当(緯度経度1秒間隔を基本)の全球数値地表モデル(DSM)です。 最新版は第3.2版と第3.1版です。 本データセットは、下記「5. 利用規約」の条件において、商用・非商用目的を問わずどなたでも無償でご利用いただけます。 科学研究や教育分野、地理空間情報を活用した新しいサービス等に、本データセットを広くご活用いただければ幸いです。

2. 公開履歴

2021年3月:北緯60度以北の改善版、合計2タイルを公開(第3.2版)
  • 海域マスクを修正し第3.1版と代替
2021年1月:低緯度域の改善版、合計19タイルを公開(第3.2版)
  • 局所的な異常値を修正し第3.1版と代替
  • 新たな標高・地形データを導入
2021年1月:南緯60度以南の改善版、合計4,814タイルを公開(第3.1版)
  • 第3.1版のうち未整備であった部分
  • 緯度帯別ピクセルスペーシングを採用
  • 海岸線データを変更
  • 欠損部分の補完に新たな標高・地形データを導入
2020年4月:南緯60度以北の改善版、合計19,183タイルを公開(第3.1版)
  • 高緯度域で緯度帯別ピクセルスペーシングを採用
  • 海岸線データを変更
  • 欠損部分の補完に新たな標高・地形データを導入
  • 日本域は源泉データとしてAW3D第3版を使用
  • 南緯60度以南は今後作成予定(現状では第1.0版)
2019年4月:北緯60度以北の改善版、合計4,448タイルを公開(第2.2版)
  • 陸域の欠損タイルを既存の標高・地形データで補完
  • 雲域・雪氷域マスク画素と陸水域・低相関域マスク画素を既存の標高・地形データで補完
  • 海岸線情報を更新
  • 該当範囲以外は第2.1版・第1.0版
2018年4月:北緯60度~南緯60度(一部北緯60度以上)の改善版、合計14,535タイルを公開(第2.1版)
  • 源泉データとしてAW3D第2版を使用

    - ICESatデータを用いた絶対基準高さの校正

    - CCDアライメントの追加校正による衛星軌道方向相対ストライプ誤差の補正
  • 雲域・雪氷域マスク画素と陸水域・低相関域マスク画素を
     既存の標高・地形データで補完
  • 日本域は海岸線情報を更新
  • 該当範囲以外は第1.0版
2017年3月:北緯60度~南緯60度以内の雲域・雪氷域補完版を公開 (第1.1版)
  • 雲域・雪氷域マスク画素を既存の標高・地形データで補完
  • 該当範囲以外は第1.0版
2016年5月: 第1版の全球陸域 (緯度約82度以内) の合計約22,100タイルを公開
2016年4月: 日本および各大陸の代表地域合計7,278タイル修正版を公開 (第1版)
2015年5月および10月: 日本および各大陸の代表地域合計7,279タイル公開 (β版)

3. データセット詳細

プロダクト ALOS World 3D - 30m (AW3D30)
解像度 緯度経度1秒 (30m相当)を基本とする緯度帯別
配布単位 緯度1度×経度1度タイル
ファイル構成 DSMファイル:標高値 (源泉AW3Dを平均して低解像度化)
MSKファイル:マスク情報 (雲域・雪氷域、海域、DSM補完情報)
STKファイル:源泉AW3DのDSM処理に使用したシーンのスタック数情報
QAIファイル:品質評価情報
HDRファイル:プロダクトについてのメタデータ
LSTファイル:源泉のAW3D DSM処理に使用したシーンのID情報
高さ精度の検証結果:「8.参考文献」をご参照ください。

4. データのダウンロード方法

本データセットのダウンロードは以下から可能です。

ダウンロードを希望される方は、ユーザ登録をお願いいたします。

パスワードをお忘れの際は、再度ユーザ登録をお願いいたします。

ユーザ登録

  • 下記URLにて、必要事項を記入して送信してください。特にご自身のメールアドレスにお間違いがないかご確認ください。この時点では登録は完了していません。
  • 登録していただいたメールアドレス宛てに確認のメールをお送りいたします。 メール本文に記載されたURLに アクセスするとアカウントが有効になり、登録が完了いたします。
  • 登録完了後、メールにてアカウント情報(ダウンロードに必要なIDとパスワード)をお送りいたします。

なお、JAXAはご登録頂いた個人情報を「全球高精度デジタル3D地図」(ALOS World 3D)に関する目的以外に使用いたしません。

Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Apple Safariの利用を推奨します。但し、バージョンによっては利用できない可能性があります。
お使いのネットワーク環境によっては、ダウンロードした圧縮ファイルが自動的に解凍されることがあります。
時間帯によっては、ページの表示やダウンロードに時間がかかることもあります。

5. 利用規約

本データセットは、利用条件等への同意のもと、どなたでも無償でご利用になれます。利用条件はこちらをご覧ください。本データセットをそのまま利用した画像を公表する場合は、画像中に「©JAXA」の表示をお願いします。

6. 利用上のご注意

(1) ダウンロードページへのアクセス

データのダウンロードページへアクセスするためには、IDとパスワードが必要です。上記の「ユーザ登録」より、ご登録いただきますと 登録されたメールアドレス宛にIDとパスワードが自動送信されます。

ダウンロードページへのアクセス時には、「ユーザ名」と「パスワード」が要求されます。メールでお知らせしたIDとパスワードを入力してください。

「ユーザ名」:<メールでお知らせしたIDを入力する>(登録いただいたメールアドレス)

「パスワード」:<メールでお知らせしたパスワードを入力する>(空白を除いた文字列のみ)

この際、パスワードの入力ミスも多くみられます。 メールでお知らせしたIDとパスワードをコピー&ペーストされることをお勧めします。コピー&ペーストされる際には空白文字が入らないようにご注意ください

何度か入力を間違うとログインできない状態になりますが、約20分経過するとロックは自動解除されます。また、案内のメールが届かない・紛失したなどの場合は、 再度ユーザ登録を行っていただければ最新のPasswordが有効になります。

(2) データファイル

ダウンロードページへログイン後、画面表示の地図から必要なデータの場所をクリックすると、緯度経度 1×1 度単位、 もしくは 5×5 度単位のデータをダウンロードできます。

ダウンロードしたファイルは、tar.gz で一つのファイルに圧縮されています。この解凍にはソフトウェアが必要な場合があります。 無償で公開しているソフトウェアとして、例えば、7-Zipなどがあります。

(3) データの表示について

ALOS標高データ (DSM) のファイルはGeoTIFF形式です。表示や加工するためには画像処理やリモートセンシング、GISなどのソフトウェアが必要になります。 無償で公開しているソフトウェアとして、カシミール3DやImageJがあります。

一般の方にも広く使われているソフトウェアで、「ALOS全球数値地表モデル30m版 (AW3D30)」にも対応いただきました。(http://www.kashmir3d.com/ALOS/)

データの利用方法も詳細に説明してくださっていますので、ご参照下さい。

なお、第3.1版や第3.2版は、ファイルの命名規則が第2.2版までと異なっています。ファイル名を以下のように変更してお使いください。

例:ALPSMLC30_N035E138_DSM.tif → N035E138_AVE_DSM.tif

英語ですが、操作が比較的容易で三次元表示も可能です。

参考までに簡単な操作方法 (pdf, 743KB)をまとめました。
なお、ここでご紹介した無償ソフトウェアは参考情報です。JAXAでは、これら無償ソフトウェアの動作保証はいたしません。 また、それぞれのソフトウェアに関するご質問等に関して、JAXAではご回答できませんのでご了承ください。

(4) データの変換について

AW3D30 DSMファイル GeoTiFF – SRTM HGT format 変換用 サンプルスクリプト(更新日:2019/3/15)

ダウンロード:aw3d30_srtmhgt.zip

AW3D30 DSMファイル(GeoTIFF)をSRTMのHGT formatへ変換するサンプルスクリプトです。変換にはGDALを使用します。 GDALを使用できる環境を別途ご用意ください。使い方については、zipファイルに梱包されているreadme-jp.txtをご参照ください

  • 動作環境

    変換用スクリプトはLinuxで動作します。GDAL, bash, awkが必要です。なお、Linux以外には、下記の環境で動作を確認いたしました。

    Windows10 + Cygwin 2.8.2 ( https://www.cygwin.com/ )
    Windows10 + OSgeo4W ( https://trac.osgeo.org/osgeo4w/ )

  • スクリプト使用上の留意点

    タイルのエッジ部分のリサンプリングを正確に行うためには、変換対象のタイルだけではなく、その周辺のタイルも必要です。 対象とするエリアよりも、1タイル分、広めにAW3D30データをご用意ください。
  • 免責事項

    このサンプルスクリプトの使用により生じたあらゆる損害等について、理由の如何に関わらずJAXAはその責を負わないこととします。

7. 連絡先

本データセットに関するご質問やご要望は、下記までご連絡ください。

宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター ALOS-2/ALOS利用研究グループ

E-mail: aprojectjaxa.jp

お問い合わせの前に、よくあるご質問ページもご参照ください。
お問い合わせは英語または日本語でお願いします。

8. 参考文献

  • T. Tadono, H. Ishida, F. Oda, S. Naito, K. Minakawa, H. Iwamoto : Precise Global DEM Generation By ALOS PRISM, ISPRS Annals of the Photogrammetry, Remote Sensing and Spatial Information Sciences, Vol.II-4, pp.71-76, 2014.
  • J. Takaku, T. Tadono, K. Tsutsui : Generation of High Resolution Global DSM from ALOS PRISM, The International Archives of the Photogrammetry, Remote Sensing and Spatial Information Sciences, Vol. XL-4, pp.243-248, ISPRS, 2014.
  • J. Takaku, T. Tadono, K. Tsutsui, M. Ichikawa : Validation of ‘AW3D’ Global DSM Generated from ALOS PRISM, ISPRS Annals of the Photogrammetry, Remote Sensing and Spatial Information Sciences, Vol.III-4, pp.25-31, 2016.
  • T. Tadono, H. Nagai, H. Ishida, F. Oda, S. Naito, K. Minakawa, and H. Iwamoto, “Initial Validation of the 30 m-mesh Global Digital Surface Model Generated by ALOS PRISM”, The International Archives of the Photogrammetry, Remote Sensing and Spatial Information Sciences, ISPRS, Vol.XLI-B4, pp.157-162, 2016.
  • J. Takaku and T. Tadono, “Quality updates of ‘AW3D’ global DSM generated from ALOS PRISM,” Proc. IGARSS2017, IEEE, Fort Worth, TX, USA., pp. 5666-5669, 2017.
  • J. Takaku, T. Tadono, K. Tsutsui, and M. Ichikawa, "Quality Improvements of 'AW3D' Global DSM Derived from ALOS PRISM", Proc. IGARSS2018, IEEE, Valencia, Spain, pp. 1612-1615, 2018.
  • J. Takaku, T. Tadono, M. Doutsu, F. Ohgushi, and H. Kai, “Updates of ‘AW3D30’ ALOS Global Digital Surface Model with Other Open Access Datasets”, The International Archives of the Photogrammetry, Remote Sensing and Spatial Information Sciences, ISPRS, Vol.XLIII-B4-2020, pp.183–189, 2020.