| 《 概要 》
グローバルイメージャ(GLI)は陸域、海域を含めた地球表面及び雲からの太陽反射光あるいは赤外放射光をグローバルかつ高頻度で観測し、クロロフィル色素、溶存有機物、表面温度、植生分布、植生バイオマス、雪氷分布、雪氷アルベドなどの物理量を測定することを目的とした光学センサです。これらのデータは、炭素のグローバルな循環の把握、気候変動の指標である雲、雪氷、海面温度のモニタリング、海洋基礎生産力の把握など地球観測プラットフォーム技術衛星(ADEOS)に搭載された海色海温走査放射計(OCTS)のミッションを引き継ぎ、かつ観測精度・対象を拡げています。
GLIは可視近赤外域(VNIR)に23バンド、短波長赤外域(SWIR)に6バンド、中間・熱赤外域(MTIR)に7バンドを持ち、マルチスペクトル観測を行います。地表分解能は直下点で1kmですが、VNIR、SWIRの一部のバンドは直下点で250mの分解能を持ち、植生や雲の観測に用いられます。1走査での観測範囲は進行方向に12画素(12km)、クロストラック方向に1600kmです。クロストラック方向の走査は、両面ミラーを機械的に回転させることにより行います。また、観測視野を進行方向に+20度、あるいは-20度変移させるチルト機能をもちます。
《 GLI主要諸元 》
| 観測波長帯 |
0.375 - 12.5mm |
| 観測バンド数 |
36 |
| 波長幅 |
10nm(VNIR/1km) |
| 瞬時視野角 |
1.25mrad & 312.5mrad
(1km & 250m 直下点) |
| 走査角 |
±45°(地表面距離 1600km) |
| S/N,NEΔT |
800,0.1K(1.25mrad IFOV bands) |
| 量子化ビット数 |
12bits |
| MTF |
0.35 |
| 変更感度 |
2%以下 |
| チルト角 |
-20°,0°, +20° |
| 粗画像データ抽出 |
4バンド(443nm,565nm,667nm,11.95mm) |
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