九州北部で発生した集中豪雨による洪水(2019年8月)

線状降水帯が西日本を襲い、佐賀県では時間雨量が100ミリを超える大雨となりました。Today’s Earthの日本域高解像度システムであるTE-Japanでは、この大雨による洪水氾濫を良く再現できており、システムが推定した氾濫面積割合は、陸域観測技術衛星「だいち2号」搭載のPALSAR-2から観測・推定された氾濫域とも整合的な結果となっています。


2019年8月27日から29日(UT)にかけてTE-Japanが推定した氾濫面積割合の時間変化(左図)、および陸域観測技術衛星「だいち2号」による2019年8月28日12:00(UT)の観測に基づいた推定氾濫域(右図)。左図の赤い四角は、右図の領域に対応している。

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