ハリケーン ハービー (2017年8月)
左のアニメーションは、2017年8月にアメリカ・テキサスを襲ったハリケーンハービーの事例について、TE-Globalが推定した河川流量の「再帰期間」を可視化した結果です。再帰期間は、その出来事が「何年に一度発生する規模の事象か」を示す指標であり、大きい値ほど過去に例を見ない甚大な出来事であることを表します。今回のケースでは、右図に示すハリケーンの進路に沿って、再帰期間の大きい(赤い)格子が増えていく様子を見ることができ、大きな被害が出たことを示唆しています。
ハリケーンハービーの進路図(右)と、2017年8月23日から9月4日にかけてTE-Globalが推定した 再帰期間の時間変化(左)。
関連記事:
-
「地球が見える」Today's Earth - Global (TE-Global)の公開について
https://www.eorc.jaxa.jp/earthview/2018/tp180517.html