6年間に及ぶTRMMの観測成果を概観し、特にアジアモンスーン地域での更なるデータ研究利用の可能性を探ると共に、来るべきGPM時代の降水データ利用・研究について、アジアにおける意味、可能性の議論を行います。
主催: 宇宙航空研究開発機構
協力: 通信総合研究所 米国航空宇宙局
平成16年2月2日(月)午後から3日(火)午前の2日間にわたり、全球降水観測(GPM)計画アジアワークショップが東京国際交流館で開催されました。第2回GPM国際ワークショップ(平成14年5月開催)のフォローアップとして、アジアにおけるGPMデータの利用可能性についての議論を行いました。日本における利用機関からの講演や、アジア各国の代表者をパネリストとしたパネルディスカッションを行い、アジア各国からは、共通課題である気象予報や洪水警報、エル・ニーニョ/ラ・ニーニャに伴う気候変動予測への利用といった具体的な問題へのGPMデータ利用への期待とデータ利用に際した要望が明確に表明されました。