ALOS-4
概要
先進レーダ衛星(ALOS-4)とは
先進レーダ衛星は、「だいち」(ALOS)、「だいち2号」(ALOS-2)のSAR観測ミッションを引き継ぐ地球観測衛星です。ALOS-4には、Lバンド合成開口レーダ(PALSAR-3)を搭載します。
ALOS-4の観測幅は、高い空間分解能を維持しつつ、200kmにひろがります(ALOS-2は50km)。観測幅の拡張により観測頻度が向上し、地殻・地盤変動による異変の早期発見、広域の災害状況把握、森林資源管理の高度化などに寄与します。
先進レーダ衛星の主要スペック
打ち上げ | 2023年度H3ロケット(予定) |
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運用軌道 | ALOS-2と同一軌道
・太陽同期準回帰軌道 ・赤道上高度:628km ・軌道傾斜角:97.9° ・降交点通過地方時:12:00±15分 ・回帰日数:14日(15-3/14周回/日) |
設計寿命 | 7年 |
寸法 | 10.0m Χ 20.0m Χ 6.4m(軌道上) |
質量 | 2,990kg 以下 |
データ伝送 | 1.8/3.6Gbps (Ka-band) |
ミッション機器 | -Lバンド合成開口レーダ(PALSAR-3) -船舶自動識別信号受信器(SPAISE3) |