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[添付資料 A-2] 高速·大容量データハンドリング技術

ALOSに搭載されているセンサは、従来のセンサに比較して高速のデータを発生します。例えば、PRISMは3式の放射計から合計960 Mbps、AVNIR-2は4バンドの合計で160 Mbps、PALSARは高分解能モードで240 Mbpsの観測データを出力します。これらを合計すると1.36 Gbpsのデータとなりますが、このままでは地上局に伝送することができません。そこでALOSでは、PRISMおよびAVNIR-2のデータをリアルタイムで圧縮し、それぞれ240 Mbps、120 Mbpsとします。圧縮されたデータは伝送時等のエラーの影響が大きいため、誤り訂正の符号を付加してデータ中継衛星(DRTS)経由で、または直接地上に伝送されます。また、衛星上に大容量の半導体データレコーダ(MDR)を搭載し、リアルタイムで地上局に伝送できない場合に記録することが可能となっています。



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