複数の地球観測衛星データを利用した
分野横断型研究に関するワークショップのご案内
宇宙航空研究開発機構(JAXA)地球観測研究センター(EORC)では、地球観測衛星プロジェクトをまたいで、 複数の地球観測衛星データを利用した分野横断型研究を行っています。 これまでのEORC内での研究活動を踏まえて、いろいろな分野の研究者の方々との議論を行うべく、 下記のようなワークショップを開催することになりました。 ご興味をお持ちの皆様は是非ご参加していただき、御意見をお寄せください。

午前は分野別の分科会、午後に全体会議を予定しています。
また、会議終了後に懇親会(会費\3,000程度)を予定しています。

会議及び懇親会に参加される方は、12月9日(月)までに、下記のリンクから事前登録をお願い致します。
⇒ 12月12日(木)まで受け付けます。それ以降は当日受付でお願い致します。

複数の地球観測衛星データを利用した分野横断型研究に関するワークショップ
−分野横断による新たな利用の開拓に向けて−

日時:2013年12月16日(月)10:00〜17:00
場所:東京大学生産技術研究所An, As棟 (駒場IIリサーチキャンパス内)
( http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/campusmap.html )

目的:

宇宙航空研究開発機構(JAXA)地球観測研究センター(EORC)では、各地球観測衛星プロジェクトに対する横軸研究と称して、水循環・生態系・気候モデルの3分野について、 複数の人工衛星/センサプロダクトを基本として、数値モデル等を幅広く組み合わせた利用研究を行っている。 本ワークショップでは、これまでの横軸研究活動での議論を踏まえ、各分野の研究者からの情報提供を通じ、
  • 各分野で共通的なデータ・情報の共有
  • 分野間で相互的に必要としているデータ・情報の探索
  • 分野間のコミュニティ連携を行い、衛星データユーザーの開拓
  • 衛星データを利用した分野をまたいだ新たな連携枠組みや価値の創設可能性
等について議論を行い、新たな利用開拓に資することを目的とする。

お問い合わせ先: 宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター
清水(

プログラム:

分科会
水循環研究(10:00-12:00、中セミナー室3(As303・304))
(座長: 沖大幹(東京大学))
GCOM-W1と大気水圏同化
- 小池俊雄(東京大学)
現地観測とモデル研究の融合
- 浅沼順(筑波大学)
広域水循環モデルと衛星観測
- 田中賢治(京都大学)
YEEの水循環推計精度の検証について
- 鳩野美佐子(東京大学)
生態系研究(10:00-12:30、中セミナー室1(An401・402))
(座長: 奈佐原顕郎(筑波大学))
光合成有効放射と生態学
- 久米篤(九州大学)
生態系の衛星地上検証観測
- 柴田英昭(北海道大学)・本多嘉明(千葉大学)
土地被覆研究のためのデータ作成と共有
- 奈佐原顕郎・田殿武雄(JAXA)・RESTEC
12:00-13:30昼食
全体セッション(13:30-17:00、コンベンションホール)
(モデレータ:福田 徹(EORCセンター長))
13:30-13:40モデレータ挨拶・JAXA趣旨説明
13:40-14:00衛星観測と広域大気水圏水循環モデル
- 芳村圭(東京大学)
14:00-14:20JRA-55長期再解析の紹介
- 大野木和敏(気象庁)
14:20-14:40横軸生態系全体
- 奈佐原顕郎(筑波大学)
14:40-15:00衛星観測と生態系モデル
- 市井和仁(福島大学)
15:00-15:20Joint-simulator for satellite sensors 開発について
- 佐藤正樹(東京大学)
15:20-15:40Multi-Sensor Satellite Radiance-based Evaluation for Regional Earth System Modeling
- 松井俊久(NASA Goddard Space Flight Center)
15:40-16:00休憩
16:00-17:00 総合討論(パネリスト3名:各分野代表
(沖大幹(水循環)、奈佐原顕郎(生態系)、佐藤正樹(気候モデル)))

 2分野連携可能性について
  • ○水循環−生態系
  • ○生態系−気候モデル
  • ○気候モデル−水循環
 その他(3分野連携可能性、より広いコミュニティへの情報展開など)

討論まとめ:中村 健治(JAXA技術参与/獨協大学)
17:30-19:30懇親会
なお、プログラムは予告なく変更する場合がございますので予めご了承ください。