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土地利用状況

名古屋市周辺の土地利用変化 -人工衛星データ解析による-

[画像1]
観測日:1983年(昭和58年)6月1日
衛星名/センサ名:LANDSAT-2/MSS
観測日:1993年(平成5年)5月16日
衛星名/センサ名:MOS-1b/MESSR


画像1の左側は、アメリカの地球観測衛星ランドサット2号(LANDSAT-2)の多重スペクトル走査計(MSS)が観測した1983年(昭和58年)6月1日の名古屋市周辺のフォールス画像です。また、右側の画像は、10年後の1993年(平成5年)5月16日に同一地域を海洋観測衛星1号-b「もも1号-b」(MOS-1b)の可視近赤外放射計(MESSR)が観測したフォールス画像です。
フォールス画像とは、植物の多いところが識別しやすいように処理した画像であり、赤色は草や樹木がはえているところ、灰色は市街地を表しています。

[画像2]
観測日:1983年(昭和58年)6月1日
衛星名/センサ名:LANDSAT-2/MSS
観測日:1993年(平成5年)5月16日
衛星名/センサ名:MOS-1b/MESSR

画像2は、画像1を解析して各地域がどのように利用されているかを表した名古屋市周辺の分類画像です。
この分類画像は画像1を入力画像とし、この画像1に対して1/25,000の地形図を基にトレーニングエリア(本画像では、市街地、水域、森林など7種類)を選定し、最尤法(*)で分類したもので、市街地を赤というように色分けして表示しています。
左の分類画像(1983年)と右の分類画像(1993年)を見比べると、愛知県の名古屋市(画像中央)、刈谷市周辺(画像右下)、また三重県の四日市市(画像左下)の市街地、住宅地の拡大に伴い、周辺地域の農耕地や緑地が減少していることが見て取れます。
この他にも、知多半島(画像中央下)での森林の減少や埋め立てなどによると思われる海岸線の変化など、10年間の名古屋市周辺の変遷を窮い知ることができます。
この様に観測で得た画像そのままでは明瞭に判別できなかった画像情報も、目的に合わせた処理を行うことによって多くの情報を我々にもたらしてくれるのです。

(*)分類と最尤法(さいゆうほう):
今回のような分類画像の作成は、地形図などの情報をもとに、画像の特徴をよく表しているエリア(本画像は市街地、水域、森林など)をサンプルに選定し(これをトレーニングエリアといいます。)、画像を構成する1つ1つの画素の特徴が、どのサンプルに近いかを判定して振り分けることで行います。
最尤法は、振り分け先を決める際の判別方法の1つで、画素が各サンプルに属する確率を考慮して、統計的に最も近いエリアを選ぶ方法です。
本文ここまで。
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